沙流川
沙流川
沙流川は、その源を北海道沙流郡日高山脈に発し、千呂露川などを合わせ、日高町市街部を出て更に渓谷を流下して平取町に入り、額平川などを合わせ、門別町において太平洋に注いでいます。
流域は早くから農耕馬や軍馬の生産地として栄え、近年ではサラブレッドなど軽種馬の全国一の産地となっています。
上流部では豊かな森林に囲まれた渓谷の中を流れ、特に日勝峠付近のエゾマツやトドマツの原生林は「沙流川源流原生林」として国の天然記念物に指定されています。
また、サケやマス、シシャモがのぼる川としても知られ、豊かな自然の恵みを背景に、古くからアイヌ民族が住み、その文化は今日の流域社会に深く結びついており、チプサンケ(船おろしの儀式)等地域文化と関わりのあるイベント等も行われています。
流域は早くから農耕馬や軍馬の生産地として栄え、近年ではサラブレッドなど軽種馬の全国一の産地となっています。
上流部では豊かな森林に囲まれた渓谷の中を流れ、特に日勝峠付近のエゾマツやトドマツの原生林は「沙流川源流原生林」として国の天然記念物に指定されています。
また、サケやマス、シシャモがのぼる川としても知られ、豊かな自然の恵みを背景に、古くからアイヌ民族が住み、その文化は今日の流域社会に深く結びついており、チプサンケ(船おろしの儀式)等地域文化と関わりのあるイベント等も行われています。
名前の由来
山田秀三著「北海道の地名」から引用
サル(sar葭原)の意。川口から平取市街のあたりまでの、今は水田になっているあたりは一帯のsarであったからその名がでたのだろうか。なおもっと上に上ってもPoro・sar(大・葭原、幌去)の地名も残っている。
沙流川の川口の街は今は富川であるが、少し前までは佐留太と呼ばれていた。Sar-putu(沙流川の・その川口)の意である。
沙流川の川口の街は今は富川であるが、少し前までは佐留太と呼ばれていた。Sar-putu(沙流川の・その川口)の意である。
源流
日高山脈の北部、日高町と清水町との境界にある熊見山(標高1,175m)
流域面積
約1,350平方キロメートル
本流の長さ
約104キロメートル
流域内市町村名
<2町>
日高:日高町、平取町
日高:日高町、平取町
流域内市町村人口
約1万9千人(平成22年国勢調査)