十勝岳流路工
ページ内目次
北海道開発局 砂防施設 十勝岳流路工
1.所在地・・・・・ 北海道上川郡美瑛町字白金
2.渓流名・・・・・ 石狩川水系美瑛川支川尻無沢川
3.施設名・・・・・ 十勝岳流路工
4.施工期間・・・・ 平成元年度~平成7年度
5.主な諸元・・・・ 延長490m、流路底幅20m、床固工7基、帯工3基
6.PRポイント・・ 昭和63年12月の十勝岳の噴火を契機として、白金温泉街に流れ込む泥流を安全に流すために造られました。平成2年2月の工事着工後、約7ヶ月で概成。その後付替道路や流路工の一部不施工箇所の工事を行い、平成7年度に完成しました。十勝岳流路工は、白金温泉街に隣接しており、遊歩道やせせらぎなどを設け、自然景観にも配慮した砂防施設として、広く利用されています。
7.主な災害・・・・ 大正15年の噴火による火山泥流災害
8.災害状況・・・・ 噴火によって飛び散った高温の噴出物で山腹の雪が短時間に融けて、土砂を巻き込んだ約1,900万m3もの大泥流が発生。死者行方不明者144名の大災害となりました。