戸蔦別川第14号床固工
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北海道開発局 砂防施設 戸蔦別川第14号床固工
1.所在地・・・・・ 帯広市拓成町
2.渓流名・・・・・ 十勝川水系札内川支川戸蔦別川
3.施設名・・・・・ 戸蔦別川第14号床固工
4.施工期間・・・・ 平成4年度~平成6年度
5.主な諸元・・・・ 堤頂長191.00m、越流部高3.50m、非越流部高7.00m
6.PRポイント・・ 本施設は周辺環境との調和をテーマに考案された工法である。その名も『カメレオン工法』と名付けられた本工法は、現地の河床材料を活用するとともに、石の配列に規則性をなくすことに配慮することで、より自然河岸に近いものを目指して施工を行った。完成したその姿は、あたかも暴れ川である戸蔦別川の浸食された河岸を思わせるものである。
7.主な災害・・・・ 昭和47年9月15~19日災害
8.災害状況・・・・ 前線を伴った低気圧の接近と台風20号の北上に伴い前線を刺激した大雨で、上札内観測所で連続雨量388㎜(15~20日)を記録した。家屋被害241戸、農業被害1,532ha、その他林業等にも多大な被害をもたらした。