下水道
下水道
豊かさを実感できる生活環境づくり、安全で安心して暮らせるまちづくりのため、健全な水循環、良好な水環境の再生・保全等の方針に基づき、下水道の普及促進、雨水の浸水対策、汚水の高度処理、下水道資源・施設の有効利用、下水道施設の高度化等などを行うのが下水道事業です
下水道の種類
下水道イメージ図
下水道の役割(国土交通省下水道ウェブサイト)
下水道の主な施策(国土交通省下水道ウェブサイト)
安全・安心な暮らしの確保
- 浸水対策の推進(外部サイト)(新規ウィンドウで開く)
- 地震対策の推進(外部サイト)(新規ウィンドウで開く)
- 耐水化の推進(外部サイト)(新規ウィンドウで開く)
- ストックマネジメントの推進(外部サイト)(新規ウィンドウで開く)
快適な生活環境・水環境の向上
- 未普及地域の解消(外部サイト)(新規ウィンドウで開く)
- 公共用水域の水質改善(外部サイト)(新規ウィンドウで開く)
- 合流式下水道の改善(外部サイト)(新規ウィンドウで開く)
- 水循環の形成(外部サイト)(新規ウィンドウで開く)
脱炭素・循環型社会の形成
効率的な事業運営
北海道内における下水道事業の事例
浸水対策の推進
○近年、都市化の進展、計画規模を上回る集中豪雨の多発、放流河川の能力不足、地下における土地利用の高度化などにより、内水氾濫の被害リスクが増大 。
○ハード・ソフトの両面から浸水対策に取り組み 、安全で安心なまちづくりを実現。
○ハード・ソフトの両面から浸水対策に取り組み 、安全で安心なまちづくりを実現。
【札幌市の事例 】
札幌市では、10 年に一度程度の大雨( 1 時間雨量 35mm )を排水することを目標に整備が進められている。
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雨水拡充管整備状況写真
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雨水拡充管整備状況写真
【浸水被害状況 】
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浸水被害状況 (H24.9 札幌市苗穂町)
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浸水被害状況 (H29.7 札幌市平岸)
【下水道浸水対策ポータルサイト 】
浸水対策推進のニーズに応じた浸水対策に関する情報(雨量や水位,各都市の取組の好事例など)を配信 しています。
未普及対策の推進
○下水道は着実に整備され、公害国会前(昭和45年頃)は、8%であった下水処理人口普及率が、令和3年度末には 80.6 %(汚水処理人口普及率は 92.6 %)まで向上。
○下水道の整備に伴い、トイレの水洗化率が向上し、公衆衛生が確保されるとともに、公共用水域の水質も改善。しかしながら、人口5万人未満の市町村等では、未だ汚水処理人口普及率が低いため、下水道施設等の汚水処理施設の推進が必要。
○下水道の整備に伴い、トイレの水洗化率が向上し、公衆衛生が確保されるとともに、公共用水域の水質も改善。しかしながら、人口5万人未満の市町村等では、未だ汚水処理人口普及率が低いため、下水道施設等の汚水処理施設の推進が必要。
【岩内町の事例】
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平成11年度から下水道事業着手しており、汚水管渠の整備を進め、公共用水域の保全を推進。
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下水道の普及促進により、河川の水質も改善されて美しい景観に寄与。
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施設見学会やお祭り等のイベントで下水道 PR活動を積極的に実施し、町民の下水道事業に対する理解を促進。
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幼稚園児を対象とした下水道処理体験学習
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町のお祭りにて下水道 PR コーナーを設置
【下水道整備による悪臭改善】
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下水道整備前
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下水道整備後
流域治水プロジェクト
気候変動による水災害リスクの増大に備えるためには、これまでの河川管理者等の取組だけでなく、流域に関わる関係者が、主体的に治水に取り組む社会を構築する必要があります。
河川・下水道管理者等による治水に加え、あらゆる関係者(国・都道府県・市町村・企業・住民等)により流域全体で行う治水「流域治水」へ転換するため、令和元年東日本台風で甚大な被害を受けた7つの水系での「緊急治水対策プロジェクト」と同様に、 全国の一級水系でも、流域全体で早急に実施すべき対策の全体像を「流域治水プロジェクト」として示し、ハード・ソフト一体の事前防災対策を加速してまいります。
河川・下水道管理者等による治水に加え、あらゆる関係者(国・都道府県・市町村・企業・住民等)により流域全体で行う治水「流域治水」へ転換するため、令和元年東日本台風で甚大な被害を受けた7つの水系での「緊急治水対策プロジェクト」と同様に、 全国の一級水系でも、流域全体で早急に実施すべき対策の全体像を「流域治水プロジェクト」として示し、ハード・ソフト一体の事前防災対策を加速してまいります。
循環の道下水道( 国土交通省下水道ウェブサイト)
循環のみち下水道賞は、健全な水循環、資源・エネルギー循環を生み出す21世紀の下水道のコンセプト「循環のみち下水道」に基づく優れた取組に対し、平成20年度に創設された国土交通大臣賞です。
社会経済情勢の変化に対応し、多様な面から社会に貢献した優れた事例を表彰し広く発信することで、受賞者の功績を称えるとともに、他の多くの団体等でも同じ取組が行われ、全国的に「循環のみち下水道」が実現することを目指しています。
社会経済情勢の変化に対応し、多様な面から社会に貢献した優れた事例を表彰し広く発信することで、受賞者の功績を称えるとともに、他の多くの団体等でも同じ取組が行われ、全国的に「循環のみち下水道」が実現することを目指しています。