北海道の流域治水
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流域治水とは
気候変動に伴い頻発・激甚化する水害・土砂災害等に対し、防災・減災が主流となる社会を目指し、「流域治水」の考え方に基づいて、堤防整備、ダム建設・再生などの対策をより一層加速する とともに、集水域から氾濫域にわたる流域のあらゆる関係者で水災害対策を推進します。
また、気候変動の影響により、2040年頃には降雨量が1.15倍に増加すると見込まれることを踏まえ、流域治水の取組を更に加速化・深化させるため、気候変動を踏まえた河川及び流域での対策方針を反映した『流域治水プロジェクト2.0』を更新してまいります。
また、気候変動の影響により、2040年頃には降雨量が1.15倍に増加すると見込まれることを踏まえ、流域治水の取組を更に加速化・深化させるため、気候変動を踏まえた河川及び流域での対策方針を反映した『流域治水プロジェクト2.0』を更新してまいります。
北海道での取り組み
特定都市河川について
特定都市河川に指定することにより、河川整備の加速化に加え、流域における雨水流出抑制対策等を法的枠組みのもと推進し、早期に流域における水害への安全性の向上を図ります。
特定都市河川制度について(本省HP)
北海道の特定都市河川の指定状況について
流域治水シンポジウム
北海道内の一級水系を対象に令和3年3月に取りまとめた「流域治水プロジェクト」について、プロジェクトの本格的な推進に向け、流域治水への理解をさらに深めるとともに、今後の各種対策の推進に向けた関係機関の連携強化を図るシンポジウムを開催しました。
流域治水シンポジウム
北海道独自の検討会
全道各地で甚大な被害が生じた平成28 年の台風災害を契機に、北海道開発局・北海道が共同で気候変動に関する検討会を設置し、これまで、気候予測アンサンブルデータを活用し、気候変動を踏まえた当面の治水適応策の考え方をとりまとめるなど、全国に先駆けた取組を実施してきました。
平成28年8月北海道大雨激甚災害を踏まえた今後の水防災対策のあり方~気候変動への適応により、命を守り国土の保全と発展~
北海道地方における気候変動予測(水分野)技術検討委員会 最終とりまとめ
北海道地方における気候変動を踏まえた治水対策技術検討会 中間とりまとめ
北海道地方における流域治水のあり方検討会
既存ダムの有効活用で洪水被害軽減を目指して
北海道開発局では、既存ダム洪水調節強化に向けた基本方針に基づく取り組みを推進するため、北海道内のダムを有する全ての1級水系で治水協定を令和2年5月に締結しました。