現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 農業振興課
  3. 「わが村は美しく-北海道」運動
  4. コラム

コラム

「わが村は美しくー北海道」運動コラム

 本運動に関する情報などをコラムの中で皆様へお届けしています。

北海道真狩高等学校(真狩村)(第59号)

かんばん
  今回は、「北海道真狩高等学校」(第9回コンクール大賞受賞)(真狩村)が取り組んでいる活動、お菓子の販売会『La mikka(ラ・ミッカ)』について紹介します。
真狩高校では、「有機農業コース」の生徒たちが育てた野菜や村でとれた地域特産物の野菜を使って、「野菜製菓コース」の生徒たちが作った創作スイーツやパンを販売するお菓子の販売店『La mikka(ラ・ミッカ)』を開催しています。
 『La mikka(ラ・ミッカ)』は、毎年6~7回、道の駅「真狩フラワーセンター」で定期的に開催しているほか、真狩村の一大イベントである「ほくほく祭りinまっかり」(9月)の開催日に合わせて開催しており、特にほくほく祭りでは、非常に多くの人たちが学校やお祭り会場に集まります。今年は9月7日(日曜日)に開催され、私も家族と当日、「ほくほく祭り」の会場とともに巷で有名な『La mikka(ラ・ミッカ)』の“生菓子”を求め、真狩高校へ向かいました。 
  • 1
 祭りは10時より会場の真狩村公民館前広場ではじまり、小雨が降っていましたが大勢の人で賑わっていました。広場に隣接する高校の敷地内では「有機農業コース」の生徒たちが育てた採れたて新鮮野菜の即売会が行なわれていました。すでに行列ができているのを見て、日本人の習性か、ついつい並んでしまっている自分と家族が... 。でもその甲斐あってか、周りから口々に「新鮮で安い」との声が聞こえる中、「ジャガイモ」と「ミニトマト」を購入でき、幸先の良いスタートとなりました!続いて、お目当ての「La mikka(ラ・ミッカ)」の生菓子販売です。校内1階の玄関からすぐの教室で11時から開店するようで、開店30分前に様子を伺いに行った時にはすでに長い列ができていたため、私も慌てて列に並びました
 続いて、お目当ての「La mikka(ラ・ミッカ)」の生菓子販売です。校内1階の玄関からすぐの教室で11時から開店するようで、開店30分前に様子を伺いに行った時にはすでに長い列ができていたため、私も慌てて列に並びました開店するころには列はさらに長くなり、ふと誰かが開店準備をしていた生徒さんに「買えるかなぁ?」と話しかけたところ、「早々に完売する商品もあるかもしれませんが、大丈夫ですよ!」との返答を聞き、安堵して順番を待つことにしました。
いよいよ順番が回ってきて、いろんな生菓子に目移りする中、入店前に渡されていた注文票から確認していた家族の期待していた生菓子を人数分確保、合わせて焼き菓子も数点購入でき、私のミッションは完了しました。
(※焼き菓子「ゆり姉さんサブレ」は大人気で早々の完売でした。次回ミッションに追加決定?!) 
  • 4
  ミッションの品々を家に持ち帰り、特に家族が期待していた季節の生菓子「とうきびモンブラン」と「じゃがいもチーズケーキ」を家族とともに味わいました。
【とうきびモンブラン】~とうきびに見立てた表面は、口の中で少し粉っぽさも感じられたが、食べ進めるととうきび本来の甘みと少々の苦み、そして中に入っているとうきびの粒やときより感じる塩味がいいアクセントとなっており、とても美味しくいただきました。
【じゃがいもチーズケーキ】~これは、家族一致で「優勝」です。じゃがいもをハッキリ感じることができるのに、ごま、あん、白あん?をサンドした下地の生地に彩りもよく、なにより甘みのバランスがとれていて、本当にお薦めできる一品でした。
『La mikka(ラ・ミッカ)』は、真狩村での開催以外に今年は、小樽で11月21日(金曜日)~24日(月・祝)に開催される「otaruスイーツフェスタ2025」に昨年に続き出店するとのことです。『La mikka(ラ・ミッカ)』開催の情報など、詳しくは真狩高校【HP】より「LAMIKKAのQRコード」を読み込むか、または真狩高校【Instagram】より見ることができますので、是非こちらよりご確認ください。 
  • 4
1
La mikka看板
2
「有機農業」コース野菜即売会に並ぶお客さん
3
La mikka の行列
4
La mikka 開店前
5
La mikkaの店頭に並ぶ生菓子
5
La mikkaの焼き菓子
6
とうきびモンブラン
7
じゃがいもチーズケーキ

NPO法人別海町文化財ネットワーク(別海町)(第58号)

画像①
別海町に現存している「缶詰所」の建物の一部
  今回ご紹介するのは、日本有数の酪農地帯である別海町で活動している「NPO法人別海町文化財ネットワーク」が販売する『開拓使別海さけ缶詰』です。
 「NPO法人別海町文化財ネットワーク」は、第7回コンクール奨励賞受賞団体である「別海町グリーン・ツーリズムネットワーク」の活動を、2024年7月に引き継いで発足しました。
 当法人では、別海町の住民や別海町を訪れる人々が、別海町の広大な地域に広がる歴史・文化・自然を理解してもらえるよう、町全体を「別海おたからミュージアム」として、別海町の歴史や自然を踏まえた別海町らしい地域の振興と活性化に寄与することを目的として、将来にわたって継承・公開する事業を行っています。具体的な活動としては、前団体から引き継いだ別海町奥行地区にある交通歴史遺産を巡る「奥行臼(おくゆきうす)散策デー」などの『フットパスツアー』のほか、今年は町内にある戦争遺産を巡る「戦後80年ツアー」も開催予定です。そのほかに、町内に点在する文化財を対象とした『別海のおたからの調査・研究活動』や『文化財保全活動』などを実施しています。
 『開拓使別海さけ缶詰』は、明治初期に「旧開拓使別海缶詰所」が製造、販売していたサケの缶詰の復刻版です。別海は江戸幕府に献上されるほど高品質な鮭が取れ、これを使って缶詰を作り、外貨獲得や定住者の増加を目的として、明治11年に北海道開拓使により「旧開拓使別海缶詰所」が設置されました。その前年の石狩缶詰所の設置に次ぎ日本で2番目にできた缶詰工場です。この缶詰所の建物の一部が別海町歴史文化遺産として別海町に現存しています。別海町に残る最古の木造建造物でもあり、開拓使が設置した缶詰所の中で唯一現存する貴重な産業遺産となっています。
さけ缶
 缶のラベルは約140年前に販売されていた当時のデザインを再現し、中身は別海町産の秋サケにこだわった商品です。
 今回、『開拓使別海さけ缶詰』を購入し、実際に食べてみると、身はふんわりとしていてやわらかく、塩味控えめで、しっかりと鮭の味がしました。太い骨までやわらかで骨も気にせずまるごと美味しくいただけます。また、やわらかく薄味なので小さな子供でも食べられますし、色々なアレンジも楽しめると思いました。
 昨年は缶詰を試験的に1,000缶製造しましたが、今年は4,000缶製造予定で、間に合えば9月28日(日)開催予定の「奥行臼散策デー」の際にも販売したいとのことです。
 「NPO法人別海町文化財ネットワーク」の活動や開催イベント、『開拓使別海さけ缶詰』の購入等についての詳しい情報はHPに掲載されています。

お問合せ先

農業振興課

  • 住所:〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目(札幌第1合同庁舎13階)
  • 電話番号:011-709-2311(内線5680)
  • ファクシミリ:011-709-2145

現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 農業振興課
  3. 「わが村は美しく-北海道」運動
  4. コラム