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中噴火・小噴火

樽前山が噴火したら、どんなことがおこるんだろう?

樽前山空撮
最近では平成13年7月に火山性の地震がたびたびくり返しておこりました。
山の上の地面がたいへんな熱さになり、地震が1日に20回、もっと多いときは、1時間に15回もおこることがありました。
ふだんはおだやかな樽前山も、噴火をするとたくさんの火山灰や石、岩をふき飛ばしとても危険(きけん)です。

もし小噴火がおこると....

地震がおきて、山頂の溶岩(ようがん)ドームにきれつができます。たびたびおきる噴火で、明日おきても不思議(ふしぎ)ではありません。樽前山の登山(とざん)などの入山が規制(きせい)されるので、登山は控(ひか)えましょう。噴火がおきるまえぶれは、ほとんどありません。
地震
火山やその周辺に起きる地震で震源(しんげん)の深さは地表(ちひょう)からだいたい深さ10km以内の地殻内部(ちかくないぶ)でおきます。ふつうの地震と同じように地殻(ちかく)が破壊(はかい)される地震と、マグマ動きなどによりあさい所で発生する地震に分けられます。マグマの性質(せいしつ)や噴火のしかたでかわりますが、
それぞれのタイプの変化で噴火の予測(よそく)の重要(じゅうよう)な手がかりとなります。

もし中噴火がおこると....

苫小牧市など、ふもとの市街地でも火山灰が降る被害の噴火をくりかえすので注意が必要(ひつよう)です。火山灰が降りつもった山の斜面(しゃめん)に雨が降ると、
火山灰がつもってできた、やわらかい地面がくずれて土石流(どせきりゅう)がおこり、まちまで流れてくるかもしれません。
火山灰
イラスト挿絵
岩などが細かい灰のようになった「火山灰」が降ってきます。
たくさんつもったときは、重さで家がつぶされないよう、屋根の上の火山灰を取り除かなければなりません。

火山灰が降ると...
1cm・・・夏タイヤの自動車はすべって走ることができません。
2cm・・・息苦しくなり、気管系に異常をうったえる人がふえます。
数cm・・・自動車、鉄道などの交通機関がマヒします。
10cm・・・古い木造の建築物に被害がでます。
20~30cm・・・多くの木造の建築物に被害がでます。
50cm・・・半数以上の木造の建築物は倒壊します。
100cm・・・ほとんどの木造の建築物は倒壊します。
(有珠山火山防災マップより)
噴石
イラスト挿絵
噴火すると「噴石」とよばれる岩のかたまりがふき飛ばされます。
熱いままで数キロも遠くへ落ちることがあり、車や家のガラスを割ることもあります。
土石流
イラスト挿絵
「土石流」は、土や砂がたくさんの雨によって川に流れ出すことをいいます。
重たい土や砂がものすごいスピードで流れるので、噴火したときには、大雨や台風には注意が必要です。
主な関連サイト
  • たるまえ山火山砂防ロゴ

お問合せ先

治水課

  • 住所:室蘭市入江町1番地14
  • 電話番号:0143-25-7045

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