池田河川事務所 近年の主な災害
ここでは、帯広開発建設部で管理し池田河川事務所管内にある水位流量観測所と雨量観測所の位置や、近年の出水被害や地震被害を紹介します。
出水被害
近年の出水被害として、平成23年9月の出水状況を紹介します。
平成23年9月2日から7日にかけ、北海道付近に停滞した前線と台風12号、13号によって記録的な大雨となり、十勝川帯広水位観測所では、戦後最大規模の洪水であった昭和56年8月洪水に次ぐ2番目に高い水位を記録しました。
十勝川水系42箇所の樋門操作により、河川水の市街地への逆流による多大なる被害を防ぎました。閉じた樋門付近では内水により水が溜り、排水ポンプ車や9箇所の排水機場及び救急内水対策排水場の稼働により排水作業を行い被害の軽減に努めました。
平成23年9月2日から7日にかけ、北海道付近に停滞した前線と台風12号、13号によって記録的な大雨となり、十勝川帯広水位観測所では、戦後最大規模の洪水であった昭和56年8月洪水に次ぐ2番目に高い水位を記録しました。
十勝川水系42箇所の樋門操作により、河川水の市街地への逆流による多大なる被害を防ぎました。閉じた樋門付近では内水により水が溜り、排水ポンプ車や9箇所の排水機場及び救急内水対策排水場の稼働により排水作業を行い被害の軽減に努めました。
- 内水:礼作別地区
- 内水排水作業:安骨樋門
- 内水排水作業:背負樋門
■十勝川の主な水害についてはこちらへ
地震被害
近年の代表的な地震として、平成15年の十勝沖地震を紹介します。
十勝沖地震は、十勝沖を震源とするマグニチュード8.0の非常に大きい典型的なプレート境界型地震で、平成15年9月26日の早朝に発生し、北海道の広い範囲で揺れが観測されました。
十勝川下流域の豊頃町で最大震度6弱を記録し、池田河川事務所管内の多くの川で堤防斜面の崩壊や天端亀裂など約30キロメートルにもおよぶ被害を受け、川への津波遡上も観測されました。
十勝沖地震による帯広開発建設部管内の被災状況や復旧工事の詳細については、帯広開発建設部ホームページで公開している下記情報をご覧ください。
十勝沖地震は、十勝沖を震源とするマグニチュード8.0の非常に大きい典型的なプレート境界型地震で、平成15年9月26日の早朝に発生し、北海道の広い範囲で揺れが観測されました。
十勝川下流域の豊頃町で最大震度6弱を記録し、池田河川事務所管内の多くの川で堤防斜面の崩壊や天端亀裂など約30キロメートルにもおよぶ被害を受け、川への津波遡上も観測されました。
十勝沖地震による帯広開発建設部管内の被災状況や復旧工事の詳細については、帯広開発建設部ホームページで公開している下記情報をご覧ください。
■ パンフレット
管内の被災状況や復旧工事の概要をまとめたパンフレットです。
管内の被災状況や復旧工事の概要をまとめたパンフレットです。
■ 【十勝沖地震】
管内の被災概要を、時間をおって見ることができます。
管内の被災概要を、時間をおって見ることができます。
※ 平成23年3月東北地方太平洋沖地震
平成23年3月に発生した東北地方太平洋沖地震における管内の被災情報は【東日本大震災】 をご覧下さい。管内の被災概要を、時間をおって見ることができます。
平成23年3月に発生した東北地方太平洋沖地震における管内の被災情報は【東日本大震災】 をご覧下さい。管内の被災概要を、時間をおって見ることができます。
観測所位置
帯広開発建設部で管理し、池田河川事務所管轄内にある水位流量観測所と雨量観測所の位置は右下図をご覧ください。また、各観測所の現在の水位や雨量をご覧になりたい方は、リンクを選択ください。川の防災情報(国土交通省)へリンクしご覧になれます。なお、各水位流量観測所における状況図は、各河川の上流側から見た横断形状を概略的に示したものとなります。
水位流量観測所位置
十勝川 茂岩観測所、大津観測所
猿別川 止若観測所
牛首別川 農野牛観測所
利別川 東橋観測所、利別観測所
十弗川 東台1号橋観測所
浦幌十勝川 十勝太観測所
下頃辺川 大平橋観測所
猿別川 止若観測所
牛首別川 農野牛観測所
利別川 東橋観測所、利別観測所
十弗川 東台1号橋観測所
浦幌十勝川 十勝太観測所
下頃辺川 大平橋観測所
雨量観測所位置
十勝川 茂岩観測所
猿別川 中里観測所
牛首別川 大川観測所
利別川 常盤観測所
浦幌川 上浦幌観測所
猿別川 中里観測所
牛首別川 大川観測所
利別川 常盤観測所
浦幌川 上浦幌観測所