かわまちづくり(水辺整備)
かわまちづくり支援制度の概要
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かわまちづくりのロゴマーク
コンセプト 川が流れる彩り豊かなまちや生活をモチーフに表現するとともに、実をつける木をイメージしました。未来へつながる「かわまちづくり」のシンボルマークです。
かわまちづくりでは、地域が持つ「資源」や地域の創意に富んだ「知恵」を活かし、市町村や民間事業者、地域住民と河川管理者が連携の下、「河川空間」と「まち空間」が融合した賑わいある良好な空間形成を目指す取組です。国土交通省では、かわまちづくりを促進するため、平成21年度に「かわまちづくり」支援制度を創設し、河川管理者がハード・ソフト面で支援を行っています。
札幌開発建設部における「かわまちづくり計画」の登録箇所
現在、札幌開発建設部では以下の5か所が「かわまちづくり支援制度」に登録されています。
· 千歳市かわまちづくり (令和7年8月登録、整備開始)
· 南富良野町かわまちづくり (令和5年8月登録、整備実施中)
· 江別市かわまちづくり (令和4年8月登録、整備実施中)
· 恵庭かわまちづくり (平成30年3月登録、令和5年度完成)
· 砂川地区かわまちづくり (平成30年3月登録、令和5年度完成)
また、北海道内全体では27か所が登録されており、そのうち北海道開発局が管理する河川では17か所が登録されています。(令和7年8月7日時点)
札幌開発建設部におけるかわまちづくりの概要
千歳市かわまちづくり(令和7年8月登録)
- 千歳市では、千歳川に隣接した観光拠点であるサーモンパークと市民の憩いの場所であるグリーンベルトなどについて、人々が集い、賑わいのある河川空間の創出を目指しています。「かわまちづくり」によって、地域住民の日常的な利用と新たな観光価値を高めるアクティビティが一体となった水辺空間を整備することにより、拠点間の周遊性や利便性の向上、賑わいのある河川空間の創出、地域の活性化を図ります。
南富良野町かわまちづくり(令和5年8月登録)
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南富良野町では、かなやま湖周辺や空知川等の自然環境の保全と、これらを活用した自然体験観光を振興するとともに新たな観光基盤の整備を進め、通年型の観光地づくりを目指しています。「かわまちづくり」によって、今後整備されるMIZBEステーションや近傍に位置する道の駅「南ふらの」と空知川が一体となった水辺整備を行い、広域観光・まちづくりによる賑わいの創出により、幾寅地区を含む南富良野町の地域の活性化を図ります。
江別市かわまちづくり(令和4年8月登録)
- 江別市では、江別駅周辺の歴史性や界隈性、良好な河川環境等の特性を活かした地域の魅力向上を目指して、重要な地域資源である千歳川と共存した地域づくりを推進しています。「かわまちづくり」によって、石狩川合流点付近の千歳川の水辺整備を行い、水辺・周辺の歴史的建造物・まちをつなぐことでまちなかの回遊性・親水性を高め、賑わいの創出による地域の活性化を図ります。
恵庭かわまちづくり(平成30年3月登録)
- 恵庭市では、職・住・観光機能拡充のために河川区域周辺の整備を進めています。「かわまちづくり」によって、恵庭市と国が連携し、漁川へのアクセス向上や親水施設の整備を行うことで、より魅力的な水辺空間を創造し、交流人口の増加や居住環境の向上と都市・地域再生等利用区域指定による地域の活性化が図られるように整備を行いました。
砂川地区かわまちづくり(平成30年3月登録)
- 砂川市では、地域ブランドの育成・強化や広域的観光事業を推進しています。「かわまちづくり」によって、砂川オアシスパーク(砂川遊水地)等を多目的に利用できる空間を創出するとともに、都市・地域再生等利用区域指定による地域・観光情報の発信拠点となるように整備を行いました。