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豊平川砂防事業の紹介

現在、豊平川流域では南の沢川、オカバルシ川、簾舞川で砂防事業を行っています。

南の沢川

 南の沢地域では、昭和56年災害で土石流が発生し、広い範囲で土砂が氾濫しました。
 豊平川直轄砂防事業では、まず昭和56年災害の際に氾濫した国道230号付近の下流部から床固工群の整備に着手しました。住宅が河道付近まで迫っているこの地域では、宅地保全と自然環境に配慮した事業が展開されています。また、上流からの流出土砂を捕捉するための砂防堰堤も設けています。
  • 南の沢川全体図
  • 南の沢川渓流保全工の写真
  • 南の沢川砂防堰堤の写真
 新興住宅地が展開されていることから、遊砂地空間を利用して公園としても整備されています。
  • 南の沢川遊砂地の写真

オカバルシ川

 昭和56年災害では死者1名を含む大きな土砂災害が発生したオカバルシ川では、この災害を契機に豊平川直轄砂防事業が進められており、遊砂地や床固工群などの施設が設けられています。
 近年住宅地化が進み流域内(藤野地区)の人口も増加しています。このため、貴重な自然環境の保全や住民の憩いの空間となるよう配慮した工法が積極的に導入されています。
  • オカバルシ川全体図
  • オカバルシ川遊砂地の写真
  • オカバルシ川床固工の写真
 オカバルシ川床固工群の一帯は、環境緑地保護地区に指定され、護岸には自然石を用い、魚道を作るなど生態系への配慮がなされています
  • オカバルシ川床固工群の写真
  • オカバルシ川落差工の写真

簾舞川

 簾舞川ではこれまで洪水氾濫、土石流、地すべり等の災害が発生していますが、特に昭和40年9月の台風23号によって簾舞川が氾濫し、民家2戸・定山渓鉄道橋が流出する被害を受けました。
 簾舞川下流には簾舞川に隣接して家屋や重要な交通路である国道230号線があり、これらを土砂災害から守ることが重要です。
 昭和47年に砂防堰堤の整備に着手し、現在では簾舞堰堤などの砂防堰堤が設けられています。
  • 簾舞川全体図
 簾舞川は上流でも深層崩壊などの大規模な土砂災害が発生する恐れのある河川であることから、さらに安全度を高めるため、簾舞堰堤において捕捉できる土砂を多くするための改築工事を行いました。
  • 簾舞堰堤の写真

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