国土交通省北海道開発局 札幌開発建設部

　水力発電は、石炭の代替エネルギー開発の中で循環エネルギーとして、長期的な発電コストが安定しています。
　 漁川ダムでは既設利水放流設備を利用して水力発電を行っています。漁川ダム管理支所の電力は全て水力発電によってまかなわれております。

　漁川ダムの貯留水は、上水道用水やかんがい等に利用されています。貯水池内の取水塔より取水し導水管路（利水放流路）を通り、水力発電を行った後に、下流へと水を供給しております。また、凍結防止装置などにより貯水池の水が凍ってしまう冬期でも安定した取水が可能となっております。