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ダムの目的毎の容量の変更について

 治水計画と利水計画の見直しにより、減少した利水容量を洪水調節へ活用を図ることとし、2ダムの容量再編を行いました。

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洪水調節容量

 洪水調節は、平成15年8月に当時の基本高水ピーク流量を上回る洪水が発生したため、平成17年11月に沙流川水系河川整備基本方針を変更し、この治水計画に対応する洪水調節に必要なダムの容量を見直しました。

利水容量

流水の正常な機能の維持

 流水の正常な機能の維持は、昭和57年のダム基本計画策定時以降、既存の水道用水やかんがい用水等の既得水利権の廃止や統廃合が行われており、現状の既得水利権の取水に必要な水量の補給に対応する流水の正常な機能の維持に必要なダムで確保する容量に見直しました。

かんがい

 北海道の道営土地改良事業としては、沙流川流域の平取町、日高町(旧門別町)の農地に対する新たなかんがい用水取水に必要な水量をダムで確保する計画となっておりましたが、今後のかんがい用水の需要計画の見直しが行われ、沙流川総合開発事業からは撤退されることになりました。

水 道

 平取町の簡易水道事業及び日高町(旧門別町)の水道事業としては、今後の水道用水の需要計画の見直しが行われ、新たに必要な水量が減量されたことから、この見直しの後の需要計画に対応する新たな水道用水の供給に必要なダムで確保する容量に見直しました。

工業用水道

 北海道の苫小牧東部地区第一工業用水道事業としては、苫小牧東部地区に対する新たな工業用水道の取水に必要な水量をダムで確保する計画となっておりましたが、今後の工業用水の需要計画の見直しが行われ、沙流川総合開発事業からは撤退されることになりました。

発 電

 北海水力発電株式会社の発電としては、ダムの利水容量を活用し、二風谷ダムと平取ダムにそれぞれ二風谷発電所、平取発電所を設ける計画となっておりました。しかし、平取ダムでは、利水計画の見直しにより利水容量が大幅に減量して貯水位が低下したことから発電計画の見直が行われ、平取発電所の建設は取りやめられることになりました。なお、二風谷発電所は平成8年から運転を開始し今後も引き続き事業に参加されます。

堆砂容量

 沙流川流域は、近年の洪水の頻発により山地崩壊が増大し、二風谷ダムの堆砂の進行が急激に進んだことから、これまでの調査結果をもとに、二風谷ダムの計画堆砂量を見直しました。
 なお、平取ダムの計画堆砂量は、融雪期(4月~5月中旬)において、河川の流量が豊富に流れていることやダムからの利水補給が生じないこと、洪水期の所定の利水容量の確保が可能なことから、この時期はダムに水を貯めないで、ダム最下部に設ける放流設備を利用して排砂を行い堆砂量を抑制する計画としています。

お問合せ先

鵡川沙流川河川事務所 平取ダム管理支所

  • 住所:沙流郡平取町字芽生84番地7
  • 電話番号:01457-5-5266

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