観光 体験 新冠町「判官館大ウォーキング」 ~義経(判官)伝説を訪ねて
新冠町「判官館大ウォーキング」 ~義経(判官)伝説を訪ねて
※これは平成26年(2014年)6月掲載の情報です。
2014年5月最後の日曜日、新冠町観光協会主催の「判官館大ウォーキング」というイベントに参加した。なぜこのイベントに参加したのかというと、先日新冠を訪れた際「判官館森林公園」の看板が目にとまり「ハンガンカン」とは何ぞや?という疑問が生じたことに端を発する。その後の調査で「判官館」とは「ハンガンダテ」と読み、「九郎判官義経」こと「源義経」が、平泉を脱出してこの地に落ちのびたという伝説に由来することが判明。その真相を究明するため本イベントに参加することと相成ったのである。
-
主催者 挨拶
-
当日の参加者
当日は好天に恵まれ、無理やり参加させられた同僚と朝8時に室蘭を出発。道央道から日高道を通って2時間程で新冠に到着した。現地では募集人員300人には足りないまでも、多数の参加者が集まっていてちょっとビックリ。主催者挨拶、各種説明を経てウォーキングを開始した。コースはレ・コード館前を出発して新冠川を渡り、森林公園内を回って出発地に戻るというもので、今時期は各種草花が咲き乱れ、湿原あり、岬ありのコースを満喫できるということである。
-
コースの様子
スタートして間もなく標高差80mを直登する階段に遭遇。ご年配の参加者が多い中、現役のおっさんである我々が負ける訳にはいかないと必死に登る。園内はオオバナノエンレイソウを中心とした花々が咲き乱れ、眼下を見下ろすと海有り山有りで、普段町中をあっという間に通り過ぎている我々には誠に新鮮に映る景色ばかりであった。
-
新冠町の街並と海岸線を臨む
-
オオバナノエンレイソウ
-
ムラサキケマン
-
ニリンソウ
-
クルマバソウ
-
サクラソウ
-
キンポウゲ
-
判官岬
-
判官館 石碑
約2時間半でゴールに到着。新冠産野菜セットを頂戴しウォーキングを終えた。その後町内で食事、せっかくだからと平取まで足をのばして義経神社を参拝。
-
義経神社
文字どおり義経伝説とオオバナノエンレイソウを堪能し尽くした1日を終えたのである。さて我々は地域で仕事をさせてもらっているわけだが、その地域の事を十分に知っているのかと問われれば答えに窮する場面が多いのではないか。そういう意味では休日等を利用して地域の観光資源を巡るのも何かと役立つと思うし、何より仕事が楽しくなる。
先日とある打ち合わせをしていたら、今回歩いたコースのすぐそばのことだった。「あっ!それって○○の事だろ」「何で知ってんですか?」部下の怪訝そうな目に得意満面のおっさんの姿が映っていた。
先日とある打ち合わせをしていたら、今回歩いたコースのすぐそばのことだった。「あっ!それって○○の事だろ」「何で知ってんですか?」部下の怪訝そうな目に得意満面のおっさんの姿が映っていた。
BY M・Y