施設整備がもたらす効果 <利用面>
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施設整備がもたらす効果 <利用面>
胆振海岸施設整備によって、大きく分けて以下の3つの効果があげられます。
▶ 2.利用面 Comfort
胆振海岸の利用面が向上します
胆振海岸では、快適な利用空間を創出するため、親水性や利便性に配慮した施設整備を進めており、新しい時代のニーズに対応した憩いの場、交流の場を形成しています。
これまでの問題点 Before
胆振海岸では、経年的に砂浜が侵食作用を受け、海岸の汀線(ていせん)位置が著しく後退したため、従来整備されて来た直立護岸及び消波工は、砂浜の減少と共にその機能を十分に果たせなくなってきます。
本来自然環境に恵まれ憩いの場であった海岸は、人々を寄せ付けない場所になっています。海岸利用者からは、砂浜を再生し、自然環境を取り戻すことが強く望まれています。
本来自然環境に恵まれ憩いの場であった海岸は、人々を寄せ付けない場所になっています。海岸利用者からは、砂浜を再生し、自然環境を取り戻すことが強く望まれています。
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▲砂浜が広かった頃
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▲侵食され砂浜が狭い状況
整備による効果 After
多様な利用空間の形成
人工リーフ、緩傾斜護岸、養浜の整備をきっかけとして、海岸の景観が向上し、海浜へのアクセスが緩和されたり、砂浜が再生されたため、快適な親水空間が形成され、多くの人々が多様な利用を行っています。
近隣の海岸整備例(苫小牧港ふるさと海岸モデル事業)
苫小牧市汐見町から高砂町にかけて整備が進められている苫小牧港の海岸事業により、失われたかつての前浜を復活させ、親水空間としての機能を持たせることにより、多くの市民が憩いの場として利用しています。