管内データ
管内データ
稚内開発建設部は、宗谷管内の国道3路線において、道路の維持管理、除排雪、防災、防雪、交通安全施設整備を行っています。日本の最北端である宗谷地方は、気象条件が厳しく、都市と都市とが離れた地域社会を形成しており、各地域間の移動、物資の輸送は自動車交通に頼らざるをえない状況となっています。そのような中で、道路には安全性はもとより、確実性や快適性が求められており、これらの多様なニーズに応えるとともに、環境への配慮やコスト縮減を図りながら事業を進めています。
国道の現況(平成29年4月1日現在)
(単位:キロメートル)
路線名 | 実延長 | 未開通 延長 |
実延長のうち | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
改良済 延長 |
舗装済 延長 |
橋梁数 (か所) |
トンネ ル数 (か所) |
冬期 交通止 延長 |
|||
40号 | (26.2) 55.6 |
(0) 0 |
(26.2) 55.6 |
(26.2) 55.6 |
(15)か所 53 |
(1)か所 0 |
(0) 0 |
238号 | 153.8 | 0 | 153.8 | 153.8 | 52 | 1 | 0 |
275号 | 48.5 | 0 | 48.5 | 48.5 | 37 | 1 | 0 |
合計 | (26.2) 257.8 |
(0) 0 |
(26.2) 257.8 |
(26.2) 257.8 |
(15) 142 |
(1) 2 |
(0) 0 |
※上段( )は、ダブルウェイ区間で外数。四捨五入の関係で、合計と内訳が一致しない場合がある。
事務所管理延長(平成29年4月1日現在)
(単位:キロメートル)
事務所名 | 40号 | 238号 | 275号 | 計 |
---|---|---|---|---|
稚内道路事務所 | (26.2) 55.6 |
64.8 |
- |
(26.2) 120.3 |
浜頓別道路事務所 | - | 89.0 | 48.5 | 137.5 |
合計 | 55.6 | 153.8 | 48.5 | 257.8 |
※上段( )は、ダブルウェイ区間で外数。四捨五入の関係で、合計と内訳が一致しない場合がある。
道路防雪事業の種類
道路防雪事業 | |
---|---|
防雪林 | 宗谷地方特有の強い風を、植栽により風速を弱め、地吹雪 の発生を抑え、吹きだまり、視程障害を抑える工法です。 植栽には活着率のよい苗木を使用し、耐久性、美観、環境 に配慮した工法です。 |
防雪柵(吹き溜め式) | 北海道全域でもっとも一般的に行われている吹雪・地吹雪 対策工法です。防雪柵を道路に沿って風上に立てる事で直 接吹雪を止めたり、風の流速を変え柵の周囲にあえて吹き 溜まりを発生させ道路を守る工法です。 |
防雪切土 | 道路上に、風によって運ばれる雪がたまる前に、斜面部分 の飛雪を付着させる工法です。斜面の勾配を緩やかに長く することで、風の流れを弱め、雪を付着させます。 |
防雪盛土 | 道路盛土高を周辺地盤より高くすることで、路面の風を強く して路面上の雪を吹き払い、吹きだまり発生、視程障害を少 なくする工法です。 |
パーキングシェルター | 宗谷地方は吹雪、吹きだまりの発生が多く、運転者の安全 走行のため、緊急避難設備として整備しています。付属施設 として男女・身障者用トイレ、公衆電話、道路情報板等を設 置しています。 |
その他の防雪 | 雪崩防止柵、気象情報装置、ITS関連 |