函館新外環状道路 空港道路(10.0キロメートル)
函館新外環状道路 空港道路(10.0キロメートル)
事業の目的
・函館新外環状道路は、函館市桔梗町を起点とし、函館市古川町に至る高規格道路。
・空港道路は、高速ネットワークの拡充による近隣都市間の連絡機能の強化を図り、地域間交流の活性化及び拠点空港函館空港、重要港湾函館港等への物流の効率化等を支援するとともに、函館市内の交通混雑の緩和、交通事故の低減等による道路交通の定時性及び安全性の向上を目的とした延長10.0キロメートルの事業。
・空港道路は、高速ネットワークの拡充による近隣都市間の連絡機能の強化を図り、地域間交流の活性化及び拠点空港函館空港、重要港湾函館港等への物流の効率化等を支援するとともに、函館市内の交通混雑の緩和、交通事故の低減等による道路交通の定時性及び安全性の向上を目的とした延長10.0キロメートルの事業。
事業の整備効果1 広域周遊観光の活性化を支援
・函館市は、交通拠点となる北海道新幹線駅、函館港、函館空港が整備されており、近年、観光入込客数、訪日外国人宿泊客数が増加傾向で、道内外からの観光需要が高まっており、函館空港と直結することで、市内渋滞を回避できる周遊観光ルートが形成されます。
・空港道路の整備により、北海道縦貫自動車道や函館・江差自動車道と連結することにより、主要観光地までのアクセスが強化され、定時性が向上することで、新型コロナウィルス感染症による影響で大きく落ち込んだ広域周遊観光の活性化を支援します。
・空港道路の整備により、北海道縦貫自動車道や函館・江差自動車道と連結することにより、主要観光地までのアクセスが強化され、定時性が向上することで、新型コロナウィルス感染症による影響で大きく落ち込んだ広域周遊観光の活性化を支援します。
事業の整備効果2 精密機器製品の流通利便性向上
・道南圏の物流拠点である函館空港、函館港の取扱貨物量は近年増加しており、製品出荷で利用する函館臨空工業団地は、近年売上げを伸ばしている精密機器企業が立地しています。
・輸送ルートである道道函館上磯線(通称:産業道路)は、交通混雑が頻繁に発生しているため、交通状況に合わせた集荷時間の変更を余儀なくされ、出荷前検査や積込時間に大きな影響を与えています。
・空港道路の整備により定時性が確保され、精密機器製品の流通利便性向上が期待されます。
・輸送ルートである道道函館上磯線(通称:産業道路)は、交通混雑が頻繁に発生しているため、交通状況に合わせた集荷時間の変更を余儀なくされ、出荷前検査や積込時間に大きな影響を与えています。
・空港道路の整備により定時性が確保され、精密機器製品の流通利便性向上が期待されます。
事業の整備効果3 速達性向上による救急搬送の支援
・道南ドクターヘリの出動件数は近年増加しており、そのうち、脳疾患、心疾患の特定疾患に関わる重篤な患者が搬送される函館市内の高次医療施設へのドクターヘリによる搬送が増加しています。
・ドクターヘリは、出動後の日没や悪天候の際、照明・誘導施設の整った函館空港に着陸し高次医療施設へ救急搬送していますが、救急車の搬送ルートである道道函館上磯線 (通称:産業道路)の慢性的な交通混雑により、救急搬送に多くの時間を要しています。
・空港道路の整備により、医療施設への速達性が向上し、迅速な救急搬送を支援します
・ドクターヘリは、出動後の日没や悪天候の際、照明・誘導施設の整った函館空港に着陸し高次医療施設へ救急搬送していますが、救急車の搬送ルートである道道函館上磯線 (通称:産業道路)の慢性的な交通混雑により、救急搬送に多くの時間を要しています。
・空港道路の整備により、医療施設への速達性が向上し、迅速な救急搬送を支援します
事業の整備効果4 交通事故の低減及び通学児童の安全性向上
・空港道路に並行する道道函館上磯線(通称:産業道路)には、主要渋滞箇所が存在し、慢性的な交通混雑により、道幅の狭い市道赤川石川線への交通回避が発生し、交通量増加に伴う交通事故が多発していました。
・函館IC~赤川ICの開通後、市道赤川石川線では、交通量や交通事故の減少に伴って、車両と児童・生徒の接触の危険性が減り、地域住民の安全性が大きく向上しています。
・赤川IC~函館空港IC間の整備により、並行する道道及び市道からの交通転換が期待され、 交通事故の低減及び通学児童の安全性向上に寄与します。
・函館IC~赤川ICの開通後、市道赤川石川線では、交通量や交通事故の減少に伴って、車両と児童・生徒の接触の危険性が減り、地域住民の安全性が大きく向上しています。
・赤川IC~函館空港IC間の整備により、並行する道道及び市道からの交通転換が期待され、 交通事故の低減及び通学児童の安全性向上に寄与します。