トンネル内ラジオ再放送設備
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トンネル内ラジオ再放送設備
■トンネル内ラジオ再放送設備
概要
万一の災害などが発生したとき、先行している車両のドライバーが情報を得る手段は、 大多数の車に搭載され、大部分の地域で聴くことが出来る「ラジオ」が最適です。しかし、通常のトンネル内では放送電波がシールドされ、ラジオ放送は全く聴くことが出来ません。そこで、トンネル外に受信アンテナ、受信装置、再送信装置を設置し、トンネル内に敷設した誘導線で放送局と同じ電波を再放送する事としました。
つまり、ラジオ再放送設備とは、トンネル内でラジオを聞こえるようにしたもので、緊急時には割り込み放送が可能な構成 ※1 になっており、トンネル内に停止した車両又は、トンネル内通行中の車両に各種情報提供が可能となっております。
※1 一部のトンネルを除く
管内設備
函館開発建設部管内のラジオ再放送設備は次のとおりです。
国 道 名 | トンネル名 | ラジオ周波数 |
国道5号 | 大沼トンネル(上り) | 639kHz 675kHz 900kHz 1467kHz |
大沼トンネル(下り) | 639kHz 675kHz 900kHz 1467kHz | |
湯の崎トンネル | 639kHZ 675kHz 864kHz 900kHz 945kHz 1125kHz 1440kHz 1467kHz |
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国道227号 | 中山トンネル | 639kHz 675kHz 900kHz 1467kHz |
函館・江差自動車道 | 渡島丸山トンネル | 639kHz 675kHz 900kHz 1467kHz |
国道228号 | 小砂子トンネル | 774kHz 882kHz 1269kHz |
国道229号 | 茂津多トンネル | 1098kHz 1161kHz |
新美谷トンネル | 1098kHz 1161kHz | |
虻羅トンネル | 1098kHz 1161kHz | |
桧山トンネル | 792kHz 882kHz 1269kHz 1359kHz | |
豊浜トンネル | 882kHz 1026kHz 1269kHz 1359kHz | |
国道230号 | 花石トンネル | 882kHz 1098kHz 1161kHZ 1539kHz |
函館新外環状道路 | 見晴トンネル | 639kHz 675kHz 900kHz 1467kHz |
国道278号 | 日浦トンネル | 639kHz 675kHz 900kHz |
サンタロトンネル | 639kHz 675kHz 900kHz | |
銚子トンネル | 864kHz 945kHz 1125kHz 1440kHz | |
滝の沢トンネル | 864kHz 945kHz 1125kHz 1440kHz |
※現在、国道278号日浦トンネル及びサンタロトンネルにおいて、設備不良のためラジオが聞こえない状況となっております。