フリーセッション
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開催日
平成31年2月19日(火曜日)
開催場所
北海道開発局研修センター 第3会場(2階)
セッションNo.:FS-1
発表時間:14:05 ~ 15:00
※所属及び○印は代表発表者
発表課題名
—サブタイトル—
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発表者 所属 |
発表者 氏名 |
グリーンブリッジについて -音威子府バイパスにおける自然に配慮した取り組み- |
旭川開発建設部 士別道路事務所 |
○ 斉藤 優斗 |
音威子府バイパスでは、広大な領域の生活圏を必要とする大型動物等が道路建設によって寸断されるのを防ぐため、グリーンブリッジと呼ばれる大型哺乳類横断用施設を設置している。本報告ではグリーンブリッジのほか、自然に配慮した取り組み事例なども交えて紹介する。 | ||
平成28年に台風の影響により被災した国道274号日勝峠の復旧について -千呂露橋架け替えの経緯- |
室蘭開発建設部 日高道路事務所 |
○ 佐藤 和輝 |
国道274号日勝峠は、平成28年8月30日に台風10号の影響で豪雨により被災し、通行止めとなった。平成29年10月28日には再開通となったが、落橋した3橋については仮橋で供用していた。平成30年9月13日に2橋を新橋へ切替え、通行止めから2年2ヶ月後の平成30年10月29日に、最後の1橋となっていた千呂露橋を新橋へと切替えた。今回の発表では、千呂露橋の被災状況及び災害復旧について報告を行う。 | ||
週休2日工事(試行)を実施してみて -建設業等の働き方改革- |
室蘭開発建設部 苫小牧道路事務所 |
○ 大滝 美聖 |
我が国では生産年齢人口が減少する中、社会インフラの整備・維持管理や災害対応に重要な役割を果たしている建設産業の担い手確保・育成に向け、建設業等の働き方改革が急務となっている。 建設業働き方改革の一環として、週休2日の試行を担当工事で実施することとなった。今回、週休2日を実施するにあたり、若年道路技術者として感じたことを述べる。 |
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「道の駅うとろ・シリエトク」駐車場における道路利用マナーについて | 網走開発建設部 道路計画課 |
○ 鈴木 稜斗 |
年間約55万人を越える観光客が訪れる「道の駅うとろ・シリエトク」。この道の駅では、駐車場で車中泊を行う人の増加によって満車状態になり、駐車場を利用できない人が増えている。加えて、駐車場内でのキャンプ行為やトイレで魚をさばくといった一部の人による利用マナーの悪さが目立っている。本発表では、「道の駅うとろ・シリエトク」駐車場における道路利用マナーの現状ならびに私自身の所感を報告する。 | ||
地域と事業のつながりを目的とした取り組みについて -旭川・紋別自動車道における白滝小学校4年生による工事現場の見学会- |
網走開発建設部 遠軽開発事務所 |
○ 本田 蒼一郎 |
遠軽開発事務所では白滝小学校4年生6名を対象とし、高規格道路などへの知識と関心を深めていただくために、現在事業中の旭川紋別自動車道瀬戸瀬遠軽IC~遠軽ICにおける現場見学を実施した。小学生達は事業の説明を受けた後、白滝管理ステーションの除雪車や、実際の工事現場を間近で見学し、迫力ある光景・作業に驚きながらも目を輝かせ、職員の説明に聞き入っていた。本稿では現場見学会の実施状況について紹介する。 |
セッションNo.:FS-2
発表時間: 15:10 ~ 15:45
発表課題名
—サブタイトル—
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発表者 所属 |
発表者 氏名 |
工事事故防止に向けた連携会議について -千歳川河川事務所の取り組み- |
札幌開発建設部 千歳川河川事務所 |
○卜部 彩花 |
千歳川河川事務所では今年度、工事事故が多発したことを踏まえ、近隣の道路・農業・空港部門及び建設ダムの事務(業) 所と連携し、事故情報の共有や事故発生防止に向けた議論、意見交換を行うことにより、職員及び受注者に対して安全意識向上を図る事を目的に部門横断的な「工事事故防止に向けた連携会議」を開催したものある。本報告は、連携会議において行った様々な取り組み事例を紹介するものである。 | ||
釧路空港滑走路老朽化対策工事の夜間施工を監督して | 釧路開発建設部 釧路港湾事務所 |
○ 谷 昻祐 |
釧路空港は、昭和3 6 年に開港以来、航空需要の増大に合わせて滑走路拡張を繰り返し、平成1 2 年には2 5 0 0 m 滑走路の供用を開始している。今回の発表では、幅4 5 m の滑走路を一晩で切削から復旧し、翌朝には航空機が安全に離着陸できるように施工する滑走路舗装の老朽化対策工事について、土木技術者1 年目として、4 月からこれまでに感じたことを踏まえながら報告するものである。 | ||
港湾業務艇(ゆりかもめ)による直営深浅測量技術習得までの道のり | 留萌開発建設部 留萌港湾事務所 |
○上野 遊馬 |
各開建で所有している港湾業務艇には、機動的に海底の地盤高を測定(深浅測量)できる音響測深機を搭載している。深浅測量から得られる測量結果は請負工事や構造計算に必要なパラメーターであることから、確実かつ正確に測量することが重要となる。ここでは、深浅測量技術習得までの工程や、自然災害時における測量結果の活用法を通じての達成感や苦労した点について紹介する。 |
セッションNo.:FS-3
発表時間:15:55~16:40
※所属及び○印は代表発表者
発表課題名
—サブタイトル—
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発表者 所属 |
発表者 氏名 |
千歳川舞鶴遊水地におけるタンチョウの生息環境の構築 -遊水地を活用した生態系ネットワーク構築、地域活性化- |
札幌開発建設部 河川計画課 |
○ 阿河 一穂 |
千歳川においては治水対策として6つの遊水地の整備を進めており、舞鶴遊水地は平成26年度にいち早く完成した。札幌開発建設部では、これら遊水地群の有効活用を考えており、舞鶴遊水地では、地元からの要望もあり、かつてこの地に生息していたタンチョウの生息環境の構築に取り組んでいる。さらに、遊水地が位置する長沼町と連携し、「タンチョウも住めるまちづくり」として地域活性化にも取り組んでいる。 | ||
平成30年9月北海道胆振東部地震土砂災害における観測機器設置について | 札幌開発建設部 河川計画課 |
○ 唐澤 智紀 |
平成30 年9月6日に発生した「胆振東部地震」では、厚真川水系日高幌内川で大規模な河道閉塞が発生した。早急な監視体制の構築が必要となったため、TEC-FORCE(状況調査班)による各観測機器の設置活動を行った。本発表は、今回の活動内容及びそれらの経験を基づいた、今後留意すべき点について紹介するものである。 | ||
厚真町タイムラインの作成について -関係機関連携による防災対応- |
室蘭開発建設部 治水課 |
○ 旭 峰雄 |
9月6日胆振中東部において(M)6.7の地震が発生し、最大震度7を観測した。 厚真町では、これにより広範囲に土砂崩落が発生し、住宅やインフラに深刻な被害をもたらせ防災機能を麻痺させる事態となった。 北海道開発局では、厚真町にリエゾン・テックフォースを派遣し様々な支援を実施し、その中の一つとして、台風等の防災対応のため「タイムライン」を作成した事例を紹介するものである。 |
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常呂川における気候変動を踏まえた治水対策について | 網走開発建設部 治水課 |
○ 鈴木 史郎 |
常呂川では、平成28年8月に3つの台風が上陸し、本川の全区間において整備計画目標流量を超過し、北見基準点では計画高水流量を超過した。今後の治水対策においては、気候変動による将来の影響を科学的に予測し具体的なリスク評価を基に治水対策を講じる必要がある。本発表は、気候変動の影響を踏まえた治水計画の検討内容について報告するものである。 |