北海道のサイクルツーリズム推進に向けた検討委員会の取組
北海道のサイクルツーリズム推進に向けた検討委員会の取組
受け入れ環境の充実
サイクリストの休憩施設やメンテナンス設備の確保、さらには北海道を満喫できるサービスの提供など、受入環境の一層の充実化に取り組んでいます。
情報発信・サイクリストとのコミュニケーション
コミュニケーションサイトを開設してサイクリストのための情報を発信するとともに、利用者からご意見をいただき、道路環境の改善にフィードバックできる体制を構築しています。
自転車走行環境の改善
案内看板(ルート案内シール)や路面表示(矢羽根)を設置することで、自転車利用者にとって安全で快適な自転車走行環境について検証しています。
案内看板の設置

モデルルートが右左折で分岐する交差点にある道路付属物(道路標識、道路照明、固定式視線誘導等)の支柱にルート案内シールを貼り付けることで、進行方向を案内します。案内シールには進行方向・ピクトグラム・ルート番号を示し、サイクリストに対する視認性や案内効果について検証しています。
路面表示による自転車走行空間の確保

車道における自転車通行位置を自転車利用者とドライバーの双方に示し、安全で快適な道路交通環境を確保するため、モデルルート上の郊外部における道道×国道の交差点および、国道の急カーブ箇所に矢羽根型の路面表示を設置し、走行安全性向上への効果を検証しています。
モデルルートの紹介
試行においては、5つのモデルルートのルート番号を北から付番しています。
1.きた北海道ルート
ストレスフリーで日本のてっぺんまで駆け抜ける!和寒町を起点とし道北地域を縦断、稚内までを結んだサイクリングルート
2.石狩川流域圏ルート
石狩川流域の魅力的で豊富な地域資源を活かし、自転車で流域全体の活性化を図ることを目的としたサイクリングルート
3.阿寒・摩周・釧路湿原ルート
変化に富んだロケーション、野生生物たちとの出会い、釧路空港を起終点とし東北海道をまわるサイクリングルート
4.トカプチ400
山、平野、海へ。帯広駅を起終点とし、北十勝と南十勝を「8の字」で結んだ雄大な十勝を感じるサイクリングルート
5.富良野・占冠ルート
富良野市を起点とし3市町村にまたがる、都会では味わえない!?「田園休暇」を体感できるサイクリングルート