一年を通じて安全で安心して暮らせる地域社会の形成
道路事業の概要
一年を通じて安全で安心して暮らせる地域社会の形成
大規模岩盤崩落、有珠山火山噴火等の災害が発生しており、さらに平成15年度においても台風10号災害(H15.8)、十勝沖地震(H15.9)、国道336号えりも町斜面崩壊(H16.1)、地吹雪や豪雪等により大きな被害を受けた。
そのような頻発する自然災害に対して安全で信頼性の高い道路網を確保するため、地域の日常活動や災害時の緊急活動等を支える道路について防災・震災対策を重点的に進める。さらに、災害時の規制情報等を道路利用者へ提供するため、ホームページ等を通じた迅速な情報提供を進める。
全国一交通事故死者数が多い北海道では、死傷率が全国平均よりも高く、死亡事故の6割は非市街地で発生している。そのため幹線道路の安全性を効率的・効果的に高めるため、交通事故対策を集中的に進める。
(1)総合的な道路防災事業の推進
道路災害予防および減災のため、道路管理者・地域住民・防災関係機関が連携した地域の防災体制強化を構築する「地域防災パートナーシップ」の充実に向けて「道路防災連絡協議会」の運営活動に努める。
そのような頻発する自然災害に対して安全で信頼性の高い道路網を確保するため、地域の日常活動や災害時の緊急活動等を支える道路について防災・震災対策を重点的に進める。さらに、災害時の規制情報等を道路利用者へ提供するため、ホームページ等を通じた迅速な情報提供を進める。
全国一交通事故死者数が多い北海道では、死傷率が全国平均よりも高く、死亡事故の6割は非市街地で発生している。そのため幹線道路の安全性を効率的・効果的に高めるため、交通事故対策を集中的に進める。
(1)総合的な道路防災事業の推進
道路災害予防および減災のため、道路管理者・地域住民・防災関係機関が連携した地域の防災体制強化を構築する「地域防災パートナーシップ」の充実に向けて「道路防災連絡協議会」の運営活動に努める。
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国道235号 慶能舞橋災害状況(平成15年8月10日 撮影)
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地域防災のイメージ図

有珠山噴火の被災地域の復興を支援するため、噴火災害により通行不能となった国道230号の早期回復と関連道路網等の整備を進める。
有珠山噴火を踏まえ北海道の常時観測対象火山における迂回路・避難路の整備を進める。また、火山活動時に関係機関と連携して、効率的な情報収集と迅速な防災体制の構築および避難住民等への的確な対応を支援するため、火山防災※WANを構築する。
※WAN(Wide Area Network)広域通信網
(3)交通安全対策の推進
北海道の交通事故死者数は平成4年以降12年連続で全国ワースト1を記録しており、死者数を減らすため、事故危険箇所等で重点的に事故防止対策を推進する。
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資料:平成15年度 北海道警察本部
○新たな事故防止策
維持管理、設置コストに優れたランブルストリップスにより、音と振動により対向車線への逸脱を注意喚起し、正面衝突事故防止に取組む。
維持管理、設置コストに優れたランブルストリップスにより、音と振動により対向車線への逸脱を注意喚起し、正面衝突事故防止に取組む。
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センターラインに設置されたランブルストリップス
(4)雪国の生活を支える冬期道路交通の確保
冬期は、地吹雪や豪雪、雪崩などにより、通行規制や通行止めにより、地域間の交流を大きく阻害し、通行時間が夏と比べ大幅に増大する。そのため、防雪対策を実施し、雪に強いネットワークの整備を推進する。また、都市部において発生する、つるつる路面対策への新技術の試行的導入や官民の連携による雪道対策等に取り組む。
冬期は、地吹雪や豪雪、雪崩などにより、通行規制や通行止めにより、地域間の交流を大きく阻害し、通行時間が夏と比べ大幅に増大する。そのため、防雪対策を実施し、雪に強いネットワークの整備を推進する。また、都市部において発生する、つるつる路面対策への新技術の試行的導入や官民の連携による雪道対策等に取り組む。
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吹雪の発生
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つるつる路面
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グルービング充填工法