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シーニックバイウェイ北海道推進の基本方針

シーニックバイウェイ北海道推進の基本方針

シーニックバイウェイ北海道の持続的・効果的推進を図るためには、行政だけではなく、地域住民や活動団体、そして地域を訪れる旅行者も巻き込んだ一体的・総合的な取り組みが必要である。
この基本方針は魅力あるルート形成や全道的推進における取り組みの共通指針として定めるものである。

1.シーニックバイウェイ北海道の意義

競争力のある美しく個性的な北海道を実現していくため、以下の地域の魅力を高めることがシーニックバイウェイ北海道の基本的な意義である。
1.地域への愛着、誇りの形成
2.北海道での旅の快適性の向上、ストレスの少ないツーリング環境の形成
3.地域ブランドの形成

2.シーニックバイウェイ北海道の目標

北海道の地域資源を保全・改善しつつ、社会情勢の変化に柔軟に対応した地域の主体的な取り組みにより、以下の実現を目指し、魅力的かつ活力ある地域社会の形成を図る。
1.外国人観光客や道外からの移住者など交流人口の拡大
2.地域関連産業の振興
3.地域における雇用の拡大

3.推進の基本方針

ルート運営や全道的推進に関わる全ての主体それぞれが、自発性、持続性、公開性、連携性を基本的姿勢として、以下のような考え方に沿い、総合的かつ戦略的に推進する。
1.ルート指定等の基本方針
ルート指定はシーニックバイウェイ北海道のブランド形成を図るための出発点であり、そのため、ルート指定にあたっては、特に以下のような点に留意する。
a.シーニックバイウェイが魅力ある観光周遊ルートとなるために、選択性の高い広域周遊ネットワークの形成が必要である。
そのため、北海道内の各地域において、それぞれの特徴ある地域資源の保全・改善を行い、全域におけるルートの体系的配置を推進する。
b.持続的なルート運営を図るためには、地域の熱意が不可欠である。
初期段階においては、そうした熱意の強い地域に関して、候補ルートとして登録するなど、ルート指定に向けた積極的な取り組みを推進する。

2.ルート運営の基本方針
個別のルートはシーニックバイウェイ北海道のブランド価値を形成する重要な基本要素である。
そのため、ルート運営にあたっては、質の高い持続的な取り組みが必要であるため、以下のような点に留意する。
a.地域固有の景観等の資源の保全・改善・活用による「美しい景観づくり」、「活力ある地域づくり」、「魅力ある観光空間づくり」を総合的に推進するために、行政機関は活動団体等と密接に連携する。
b.関係行政機関は、地域活動団体等と連携し、ルート運営に必要な社会資本整備や情報発信等を積極的に推進する。
c.地域の活動団体、代表者会議はルート運営活動計画に基づく活動を展開するとともに、社会情勢の変化等により地域がおかれている状況を勘案し、有識者等によるルート視察、定期的なワークショップ等の場において、不断の点検・改善を行い、ルート品質の確保に努める。
d.地域に対して開かれたルート運営を図るため、地域活動団体や代表者会議等は、開かれた組織運営を図るとともに、ルート運営における地域住民参加の取組みを積極的に推進する。
e.持続的なルート運営を図るため、地域活動団体や代表者会議等は、若年層、高年齢層、これまで関わりの無かった分野などからの参加者を増やすための広報、説明及び人材発掘等に努める。その際、可能な限り具体的な目標を設定し、その達成のための行動計画、評価及び改善を行う。
f.ルート運営活動計画の推進に主体的に関わる者が議論する場と個別の活動やプロジェクトを推進する者が議論する場を設ける等、各活動団体の関係者が広く話ができる柔軟な運営体制となるように努める。
g.活動に広がりを持たせるため、自治体、地域の経済団体・企業等既存組織との効果的連携を推進する。
h.ルート運営・活動の活発化のため、民間企業からの支援や自主的な資金調達に努める。

3.全道的推進の基本方針
シーニックバイウェイ北海道の持続的推進を円滑に図るため、以下のような点に留意する。
a.構成機関は、それぞれの役割に応じて、指定されたルートへの情報提供などシーニックバイウェイ北海道の推進に努める。
b.民間団体・企業等との効果的連携活動を推進する。
c.活動内容の公開性、発展性を確保するため、積極的に広報活動を行うとともに、全国に向けて情報を発信する。
d.全道会議、ブロック会議、フォーラム開催など、ルート間連携のための取り組みを積極的に推進する。
e.一年を通じた北海道観光の創造、また、シーニックバイウェイ北海道の認知度向上を図るため、制度を説明できる全道的・象徴的な取り組みを推進する。
f.成功事例の積極的創出や啓発・普及のために、表彰制度を創設する。
g.北海道全体のブランド形成を図るとともに、統一的な目標を保つために、シンボルマーク・ロゴを設定する。
h.制度運用やルート運営面において、活動団体等と行政との連携やシーニックバイウェイ北海道の調査・研究・広報を実施するための支援組織を指定するなど持続的推進に努める。指定された支援組織はルート運営・活動をサポートする人材(「ルートコーディネーター」)を配置する。
i.ルートコーディネーターは、ルート活動団体の発案を把握し、関係団体、行政等を含め実現に向けた調整に努めるとともに、自らも活動内容の企画提案、財政援助に関する制度を活用提案するなど、地域資源の活用が雇用や収入として循環するように努める。
j.国内外のシーニックバイウェイ、日本風景街道、道の駅、我が村は美しく、みなとオアシスなど、他の施策との連携による相乗効果の創出に努める。
k.多言語による広報など、来道する外国人観光客へ配慮すること。
l.シーニックバイウェイ北海道の取り組みにおいては、CO2の削減など地球環境へ配慮すること。
m.上記に示す事項について、迅速な実施体制を確立する。

4.ルート活動推進の基本方針
ルート活動の持続的な推進を図るため、以下のような点に留意する。
a.ルート活動に、若年層、高年齢層を含めた多様な参加を促すため、ルート活動の周知は地域における多様な広報主体の活用や広報手法の工夫を行うこと。その際、シーニックバイウェイ北海道の意義、目的などを伝えられるように努める。
b.地域情報の発信は、観光協会、商工会、商店街等との連携に努め、地域への来訪意欲、地域での消費を促すことを意識した広報を推進すること。その際、旅行閑散期の集客、外国人ドライブ観光客を地域の商店街や観光施設に立ち寄る機会の増加・消費を促すことを意識することが必要である。
c.各活動の目的を明確にし、特に経済活動については数値的目標を設定するなど、成果主義的な視点による評価を行い持続的な活動となるよう努めること。
d.ルートが保有する資源を活かした商品、体験メニュー、体験ツアー等の開発、観光ガイドの育成・連携、売り込み等、観光客が地域内で長時間滞在し、消費を拡大させることを促す取組を推進することが必要である。
e.景観や観光・文化・自然等の地域資源の発掘・創出、サイクリング、文化、歴史など、国際的にもテーマ性・趣味性が高い活動を展開するとともに、多様な観光形態に対応した観光交通の確保にも配慮することが必要である。

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シーニックバイウェイ北海道推進協議会事務局(国土交通省北海道開発局内)
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目 札幌第一合同庁舎

お問合せ先

建設部 道路計画課

  • 電話番号:011-709-2311(内線5845)
  • ファクシミリ:011-757-3270

開発監理部 開発連携推進課

  • 電話番号:011-709-2311(内線5442)

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