噴火の歴史
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樽前山噴火の歴史 今までに起こったこと
はじめての噴火は9千年前。
樽前山がはじめて噴火したのはおよそ9千年前。
さらにおよそ3千年前に2回噴火し、江戸時代の1667年には、一番大きいと考えられる大噴火が起こりました。
さらにおよそ3千年前に2回噴火し、江戸時代の1667年には、一番大きいと考えられる大噴火が起こりました。
大規模
噴煙は、成層圏(せいそうけん)にまで上昇し、火砕流や火砕サージが山のふもとまで到達しました。噴火の音は遠く青森県まで聞こえることもありました。苫小牧のまちの近くでは、厚さ2mもの噴石や火山灰がつもりました。
中規模
山頂の溶岩ドームを壊したり、新しく溶岩ドームが作られたりしました。山のふもとでも火山灰が降り、苫小牧市で45cmつもったこともあります。
小規模
地震がおきて、山頂の溶岩ドームにきれつが入ったり、山頂や山の斜面に火山灰が降ったりしました。
樽前火山噴火活動史
長崎(ながさきけん)雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)の噴火とくらべてみよう。

降った灰や溶岩(ようがん)などの量(りょう)をもとに、雲仙岳の噴火と樽前山の昔の噴火の大きさをくらべてみましょう。
● 一番最近(1990年)の噴火は、雲仙岳の噴火の約12分の1。
● 一方、1737年の噴火は、なんと約3倍もの大きさでした。