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十勝川上流水源地域ビジョン検討準備会(第1回) アンケート結果

水源地域ビジョン

第1回アンケート結果

(参加者23名中回答者13名 有効回答約57%) 平成15年12月 4日

1.水源地域ビジョン内容の理解度
  • 1.水源地域ビジョン内容の理解度
ある程度理解されている方が多い状況であると考えられますが、人によってとらえ方が異なっている
2.ビジョンに何を期待しているのか?
  •  2.ビジョンに何を期待しているのか?
≪その他の内訳≫
〇官民一体となって地域活性化に取り組むこと
〇今の段階ではなんともいえない
〇このままでは期待できない

 新得町のPRや地域の活性化、地域間の交流につながる施策がビジョンに期待されており、官民が一体となって取り組むことが望まれています。

3.ビジョンを成功させる有効な施策は?
  •  3.ビジョンを成功させる有効な施策は?
≪その他の内訳≫
〇水源地域の課題を科学的裏付けの中で具体的に展望を持って解決していくような施策
〇何かを企画した場合、実働グループの動きやすい体制を組むこと
〇地域のニーズを理解していないため良く判らない
〇このままのビジョンでは成功させたい何ものもない


 体験学習の推進やイベントの開催、ダム湖の開放が有効な施策としてあげられ、企画段階におい
 ては、実働グループの動きやすい体制を組むことが必要であると考えられます。また、ハード整備を
 望む声もありました。
 施策については、水源地域の課題を科学的裏付けの中で具体的に展望を持って解決できるものが
 望まれています。

4.ビジョンに対する期待度
  • 4.ビジョンに対する期待度
 ビジョンに対する期待度は、ややあると考えられますが、ビジョンについての理解が深まれば、期待度はさらに上がると考えられます。
5.新得町をPRできるもの
  • 新得町をPRできるもの
≪その他の内訳≫
  自然、食品、観光におけるPRの題材が豊富にあることがわかります。そばなどは、既に知名度もあり、
 体験型の施設や温泉も豊富であるため、これらの資源をPRする施策により、地域活性化につながると
 考えられます。
6.新得町における課題(複数回答)
  • 新得町における課題(複数回答)
≪その他の内訳≫
〇情報、教育、観光等(環境に配慮したセンスある街作り)
〇地域課題解決の事業が新たなる公共事業となること
〇若い人が働く職場が少ない
〇新得町民でないため良く判らない
〇社会資本整備、公共施設については、投資ばかりでみのりがない

 少子化、高齢化や経済の活性化が、新得町における重要な課題と考えられます。
 若い人が働く職場が少ないなど、暮らしの安定についても課題となっており、これは少子化、高齢化
 問題とリンクするため重要な項目と考えられます。

7.ビジョン策定に向けて、考慮すべき地域資源
  自然環境
  ・広大な林地(公有民、民有林、上流の原生林)、十勝川とそこに生活する生物、農地
  ・ダム周辺の自然、景観(自然の中にとけこむことが大切)
 情報、教育
 ダムに漂着する流木(イベント等に利用できないか?)
 活発にグループ活動をおこない、地域の活性化に取り組んでいる人々
8.検討会の今後の進め方について
  会の中で水源地域に関わる課題を出し合い、いくつかのテーマにグループ分けし、夢を語るような
 雰囲気の中で討論をおこなうことが望ましい。必要に応じて専門家を招き学習会を開催することも必
 要である。グループ分けした時点で新たな委員を公募するのも良い。
  ダムという言葉をなくし、周辺地域をどうしていくのかということであれば意見も言いやすく、ワーク
 ショップ形式でビジョンを組み上げていける。
  自由な発想の中、ワクをはめずに討議を進め出発点を見出すと良い。また、意見の交換会は何
 度行っても良いと思う。
  一般公募により委員が多くなりすぎると、まとまりにくくなると考えられる。
  内容はある程度理解できたが、具体的にどうすればよいのかわからない。
  ワーキング等意味がわからない。
9.その他
 自然保護派を会議のメンバーに入れることが望ましい。
  川とダム、川と自然、ダムと自然の本質を考えていく組織ができれば有意義なものとなる。
  おもしろ調査隊が、この会議の中で、どのような働きや提言をできるか、また、どのようにこの会議
 を利用していくかについて、これから検討したい。
  策定したビジョンに基づいた事業が展開されたとき、関係者に達成感が得られるようなものであるこ
 とが望まれる。
  十勝川上流原生林保護地域の運動を現在進めているが、その運動と共通した進め方ができると考
 えられる。
  ダムビジョンと言われると何も言えなくなるが、ダムにとらわれず考えた場合、上流部の森林を含む
 森を守る活動を情報として流すことにより、自然を守る水源地域のイメージをあたえることや、観光客
 にとってセンスのある景観の創出、散策路の整備などが考えられる。
  ダム流域周辺は、危険、近寄れないというイメージがあるため、親ダムのためのイメージづくり(規
 制緩和も含めて)が必要である。また、安全に子供達が遊べることができ、様々な自然体験のできる
 環境作りも必要である。
  イベントなどの開催は、必要だと思うが、自然(動植物)の保護も大切である。
  周辺ビジョンと聞いているが、ビジョンが何をさしているかが不明である。


<<まとめ>>

 ビジョンについてある程度の理解を得ていると考えられ、新得町のPRや地域の活性化、地域間の交流が期待されています。そのための施策として、体験学習の推進やイベントの開催、ダム湖の解放があげられています。

 ビジョンを策定するにあたっては、ダムにとらわれない自由な発想の中で、自然を保護し、より良い環境を創出する施策が望まれています。
 そのためには、地域住民が自由討論のなかで水源地域の課題、問題点等を出し合い、それを解決してゆくための目標を定める必要があります。

 新得町の課題としては、少子化、高齢化、経済の活性化、暮らしの安定についてあげられており、若い人が働く場所がないなどの問題も抱えています。

 地域活性化につながる人材資源、地域資源が豊富に有ると考えられるため、これらを有効に活用し水源地域ビジョンの策定に取り組むことが望まれています。

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お問合せ先

帯広河川事務所

  • 住所:北海道中川郡幕別町札内西町73番地6
  • 電話番号:0155-25-1294

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