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令和元年度 留萌開発建設部の事業

留萌開発建設部は、留萌開発建設部管内の1市7町1村で事業を進めています。

治水事業

令和元年度は近年頻発する水害・土砂災害を踏まえ、第8期北海道総合開発計画の主要施策に基づき、強靱な国土づくりへの貢献と安全・安心な社会基盤の形成に資するためのインフラ整備や老朽化対策の推進を図り、農林水産業や観光等を担う地域である「生産空間」の保持・形成に資する治水事業を実施します。
また、平成30年7月豪雨、北海道胆振東部地震等最近の災害に鑑み実施された総点検結果を踏まえ、甚大な人命被害等が生じるおそれのある河川の堤防の強化対策、樹木伐採や掘削等の対策を実施するとともに、迅速な避難につながる河川情報の提供など、「防災・減災、国土強靱化のための3カ年緊急対策」に基づくハード・ソフト対策を推進します。

天塩川下流

天塩川は我が国の最北を流れる大河川で、北見山地の天塩岳を源とする幹川流路延長256キロメートル、流域面積5,590平方キロメートルの一級河川です。
天塩川下流においては、「防災・減災、国土強靱化のための3カ年緊急対策」や「水防災意識再構築ビジョン」に基づき、河道掘削、樹木伐採のほか、堤防整備、堤防天端保護等を実施します。

留萌川

留萌川は、低い山地に囲まれた細長い低平地を蛇行しながら留萌市街地から日本海に注ぐ、幹川流路延長44キロメートル、流域面積270平方キロメートルの一級河川です。
留萌川では、大和田遊水地が平成21年度に完成し、平成22年度からは留萌市中心街や農林水産業及び観光等を担う生産空間を支えるため、河口部の改修事業に着手しており、これを継続します。下流市街地部には全国一の生産量を誇るカズノコの加工場も位置し、地域経済安定のためにも事業の推進が必要です。また、「防災・減災、国土強靱化のための3カ年緊急対策」や「水防災意識再構築ビジョン」に基づき、堤防裏法尻補強、堤防天端保護等を実施します。

留萌ダム

留萌ダムは、一級河川留萌川水系チバベリ川に建設された洪水調節、流水の正常な機能の維持、留萌市への水道用水の補給を目的とした多目的ダムで、高さ41.2メートル、堤頂長440メートル、総貯水容量23,300,000立方メートルのロックフィルダムです。平成22年度からダムの運用を開始し、洪水時の下流河川水位低下などダム効果を発現させています。
 

治水事業の概要
事業別 地区別等 事業の概要





河川改修 天塩川下流 河道掘削、樹木伐採、堤防整備、堤防天端保護等、
留萌川 河口部改修(河口導流堤改築)、堤防裏法尻補強、堤防天端保護等
河川維持修繕 天塩川下流 堤防管理、水閘門等維持管理、河川巡視等
留萌川 堤防管理、水閘門等維持管理、河川巡視等
堰堤維持 留萌ダム 流木処理、管理設備点検整備、環境調査等

都市水環境整備事業

天塩川下流では、恵み豊かな汽水環境の再生のための河岸整備等の自然再生事業を実施するとともに、天塩町において「天塩かわまちづくり」計画と連携し、人が輝く地域社会形成のため、まちづくりと一体となった水辺整備を推進します。
また、北海総合開発計画のもと、川の自然環境や景観、水辺の活動、川に関する情報を効果的に発信すると共に地域と連携して、魅力的な水辺空間の創出、水辺利活用を促進し、北海道らしい地域づくり・観光振興に貢献する「かわたび北海道」プロジェクトを推進しています。
都市水環境整備事業の概要
事業区分等
地区別等 事業の概要
総合水系環境整備事業
天塩川下流
自然再生(掘削工、覆砂工)、水辺整備(管理用道路整備) 

道路事業

平成28年3月に閣議決定された北海道総合開発計画に掲げられた「世界の北海道」を目指し、「食」・「観光」を戦略的産業と位置付け、それらを担う「生産空間」の維持を図るべく、「食料供給基地としての持続的発展」、「『観光先進国』実現をリードする世界水準の観光地の形成」及び「強靱な国土づくりと安全・安心な社会基盤の形成」を推進するための社会資本整備等を北海道開発の重点事項として実施します。
このうち、広域分散型の地域構造を支える道路ネットワークの形成を図るとともに、道路の防災・減災対策の推進や、冬期交通の安全確保に努め、安全・安心に暮らせる社会基盤の確立を図ります。

食料供給基地としての持続的発展及び世界水準の観光地の形成を目指す地域社会の形成

  • 広域分散型の地域構造を支える道路ネットワークの形成
    • 北海道内外の人流や物流の拡大、地域・拠点間の連携を確保するため、深川・留萌自動車道幌糠留萌道路(留萌大和田IC~留萌IC(仮称)間)の整備を推進します。(2019年度開通予定) 

強靱な国土づくりと安全・安心な社会基盤の形成

  • 防災・減災・老朽化対策等の推進
    • 道路の日常的な維持管理を実現すると共に、防災・減災対策、施設の老朽化対策、交通安全対策を推進します。
  •   冬期交通の安全確保
    • 安全で円滑な冬期道路交通の確保を図るため、気象状況や交通状況等を踏まえて、適切なタイミングで除排雪作業を実施します。
一般国道の現況
路線名 実延長 実延長のうち
改修済延長 舗装済延長 橋 数 トンネル数 冬期通行止延長
40号 22.8  22.8 22.8  14  0.0 
231号
(1.1)
40.8
(1.1)
40.8 
(1.1)
40.8 
 (3)
45
11  0.0 
232号 (5.5)
127.8
(5.5)
127.8 
(5.5)
127.8 
(8)
63 
0.0 
233号 22.3 22.3  22.3  19   0 0.0 
233号(深川・留萌自動車道) 16.3 16.3  16.3  10   5 0.0 
239号 46.0 46.0  46.0  28  0.0 
合計
(6.6)
275.9
 (6.6)
275.9
(6.6)
275.9 
(11)
179 
18  0.0 
道路事業の概要
路線・地区名 主   要   事   業
深川・留萌自動車道
 (国道233号)
[幌糠留萌道路] 留萌大和田IC~留萌IC(仮称)の整備
(2019年度開通予定)
国道40号 [天塩防災] 地吹雪による視程障害の低減、天塩大橋の架替
国道231号 [岩尾視距改良][栄町交差点改良][旭町交差点改良(2019年度新規事業化)][錦町交差点改良(2019年度新規事業化)] 事故危険区間の解消
国道232号 [高砂橋架替]  高砂橋の架替
国道239号 [霧立防災] 地すべり等による危険箇所の解消(トンネルによる別線整備)
管内 [40号、231号、232号、233号、239号、深川・留萌自動車道]
道路維持、除雪、舗装・橋梁・トンネル・覆道補修、防災・防雪対策、区画線等

港湾整備事業

道北地域における地域産業の発展と、地域の生活基盤を支える整備を、留萌管内4港湾において進めます。
重要港湾である留萌港では、物流の効率化を図るため、時化時の港内静穏度向上を目指した防波堤等の整備を行います。
地方港湾では、地域の主要産業を支えるため、増毛港、羽幌港において荷役の効率化や安全性向上を目指した整備を、天塩港においては船舶航行の安全性向上を目指した整備を行います。
港湾整備事業の概要
事業区分 港湾名 地区名
事業の概要
港湾改修
事  業
重要港湾     
留萌港 古丹浜地区: 
三泊地区:  
水深10メートル航路
西防波堤改良
地方港湾     
増毛港 本港地区:   水深3.5メートル船溜物揚場(屋根施設)
船溜港湾施設用地
羽幌港 本港地区:   水深3.5メートル物揚場改良
波除防波堤
天塩港 本港地区:   水深6メートル航路
導流堤改良
西外防波堤 

水産基盤整備事業

留萌管内の第3種及び第4種漁港は、日本海有数の好漁場である武蔵堆の近傍に位置する水産物の生産・流通拠点であり、我が国水産業の競争力の強化に重要な役割を担っています。同漁港では、主に、道内外のイカ釣り漁業やエビ篭漁業などの沿岸漁業のほか、道内外へ供給するホタテ種苗や韓国等で高い需要のある活ホタテガイを生産するホタテガイ養殖業が行われています。
このことを踏まえ、令和元年度は「水産業の競争力強化と輸出促進に向けた生産・流通機能強化対策」及び「大規模自然災害に備えた漁業地域の強靱化対策」を重点的に推進します。
苫前地区では、イカ釣り外来船の受入体制を強化するための岸壁の整備、越波及び飛砂を防止するための護岸の整備、漁船の航行に必要な水深を確保するための航路及び防砂堤の整備、漁船の大型化に対応した船揚場整備を推進します。
遠別地区では、漁船の航行に必要な水深を確保するための航路・泊地の整備、老朽化した船揚場を移設整備するとともに、作業の安全性を向上するための防波堤の整備を推進します。
北海道第3種及び第4種漁港地区では、漁港施設の長寿命化を図るために、遠別漁港の防波堤及び護岸、苫前漁港の岸壁の補修を行います。
水産基盤整備事業の概要
事業区分 地区名 事業の概要
特定漁港漁場
整備事業
苫前地区
(第3種苫前漁港)
外郭施設:東外防砂堤、西外護岸(改良)
水域施設:水深4.5メートル航路
係留施設:水深3.5メートル岸壁、船揚場(改良)
遠別地区
(第4種遠別漁港)
外郭施設:南防波堤(改良)
水域施設:水深3.5メートル航路、水深3.5メートル泊地
係留施設:船揚場
北海道第3種及び
第4種漁港地区
【苫前漁港】係留施設:水深4.0メートル岸壁(補修)
【遠別漁港】外郭施設:北防波堤(補修)、新北防波堤(補修)、南護岸(補修)

農業農村整備事業

泥炭土に起因した地盤沈下により機能低下が生じた農業用排水路及び農用地の機能を回復し、安定的な農業生産に資するため、国営総合農地防災事業「産士地区」の事業を推進します。
老朽化した排水路の機能維持を図るため、国営造成土地改良施設整備事業「更岸地区」の整備を進め、今年度完了します。
ダム操作管理設備の機能を保全するため、国営施設応急対策事業「苫前地区」の事業を推進します。
また、基幹農業水利施設の機能診断調査及び適切に維持更新していくための調査等を進めます。
農業農村整備事業の概要(実施地区)
事業種別 地区名 関係市町村名 受益面積 事業の概要
国営総合農地防災事業 産士地区 天塩町 2,289ヘクタール 排水路 12条
暗渠排水等
2,289ヘクタール
国営造成土地改良
施 設 整 備 事 業
更岸地区 天塩町 1,510ヘクタール 排水路 1条
国営施設応急対策事業 苫前地区 苫前町 1,640ヘクタール ダム(改修) 1か所

防災対策

「強靱で持続可能な国土の形成」を図るため、地域の防災強化に向けた様々な取組を行っています。

防災体制の強化

災害に備え、地方公共団体、自衛隊、警察、消防等の関係機関と連携した、防災対応の強化を実施しています。

災害発生時等の自治体支援

大規模な自然災害等に際して、被災自治体が行う被災状況の把握や被害の拡大防止、被災地の早期復旧等に対する支援を実施します。
TEC-FORCE派遣(緊急災害派遣隊)
被害状況の調査や技術的指導
リエゾン派遣(現地情報連絡員)
迅速かつ円滑な支援要望の調整

令和元年度管内事業概要(PDF版)

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