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川づくりの取り組み 自然再生事業

自然再生事業

石狩川下流自然再生計画書

石狩川下流自然再生計画書

 石狩川開発建設部(現札幌開発建設部) では、平成9年の河川法改正など河川環境をめぐる意識の高まりを受け、平成14年度に学識者等で構成する石狩川自然再生勉強会を設置し、石狩川の本来の河川環境の姿から現状と課題を把握・分析し、河川環境の改善を目指して検討を進めてきました。
 平成19年3月、石狩川開発建設部は石狩川下流の本川における良好な河川環境の保全と再生を目指して「石狩川下流自然再生計画書」を策定しました。
 今後は、本計画書に基づき地域に関係する方々とワークショップを設立し、地域と連携・協働して自然再生事業を推進していきます。

袋地沼地区自然再生計画

 袋地沼地区(砂川市・新十津川町)では、「石狩川下流自然再生計画書」(平成26年1月改訂)に基づき、自然再生事業を推進しています。同計画は、河道形状の多様性確保、湿地・樹林環境の再生を通じて、豊かな自然環境の回復を目指すものです。
 同計画では、短期・中期的に取り組む拠点が示されており、石狩川の旧川である袋地沼はその一つに位置付けられています。整備内容は湿地と樹林の再生であり、旧川の水環境保全に加え、種子供給源となる母樹林の整備が計画されています。また、流域全体の生態系ネットワーク形成を支える拠点としての役割も期待されています。
 札幌開発建設部では、これまで旧川を対象とした自然再生事業に着手した実績がありません。こうした状況を踏まえ、袋地沼を優先度の高い地区として選定し、自然再生事業を推進することとしています。

  • 石狩川の旧川である袋地沼 石狩川の旧川である袋地沼
袋地沼地区における自然再生事業の目標
「石狩川下流自然再生計画」を踏まえ、(1)湿地環境の再生、(2)樹林環境の再生、(3)ネットワークの形成を袋地沼における自然再生の目標とします。
 
目標1:湿地環境の再生
  • 湿地環境を創出・改善し、生物の生息生育環境の質の向上を図る。
目標2:樹林環境の再生
  • 樹林環境を創出・改善し、生物の生息生育環境の質の向上を図る。
目標3:ネットワーク形成
  • 流域内での生態系ネットワークの形成の一環として、本川と旧川の連続性を改善し、魚類等の移動経路の連続性を確保する。
  • 樹林環境の再生を進めることで、種子供給源となる母樹林を形成し、本川と旧川の樹林環境をつなぐネットワークの構築を図る。
袋地沼自然再生事業では、以下の取り組みを行います。
  • 河岸掘削による浅場環境の創出
  • 河床掘削による深場環境の創出
  • ヤナギ林の伐採と在来樹木の植樹による植生導入
  • 草地環境の創出
  • 水域の連続性確保
  • 袋地沼地区自然再生の整備イメージ 袋地沼地区自然再生の整備イメージ

石狩川下流当別地区で実施する自然再生について

 石狩川下流当別地区において、湖沼・湿地・草地環境の再生を目的に石狩川下流自然再生を推進します。実施に当たっては、NPO、有識者、行政関係機関から構成される「石狩川下流当別地区自然再生ワークショップ」において検討・確認しながら、連携・協働により湿地の造成など当地区の自然再生を進めていきます。
  • 1947年の当別地区の様子 1947年の当別地区の様子
  • 当別地区自然再生事業対象箇所(2005年空撮) 当別地区自然再生事業対象箇所(2005年空撮)
  • 石狩川下流当別地区自然再生のイメージ 石狩川下流当別地区自然再生のイメージ

石狩川下流幌向地区で実施する自然再生について

 石狩川下流幌向地区において、ボッグ(ミズゴケ群落を主体とする湿原≒高層湿原)の再生を目的に石狩川下流自然再生を推進します。実施に当たっては、NPO、有識者、行政関係機関から構成される「石狩川下流幌向地区自然再生ワークショップ」において検討・確認しながら、連携・協働により湿地の造成など当地区の自然再生を進めていきます。
  • 整備前と整備後の湿原環境のイメージ

お問合せ先

河川計画課

札幌開発建設部 河川計画課

  • 住所:〒060-8506 札幌市中央区北2条西19丁目
  • 電話番号:011-611-0329(ダイヤルイン)
  • ファクシミリ:011-611-4210

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