発電
地球温暖化をまねくCO2 (二酸化炭素)の削減や、石油代替エネルギー確保のために、いま「水力発電」の有効利用が見直されています。
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水力でつくるクリーンエネルギー
シューパロ発電所の電力量を石油火力で発電した場合と比較すると、年間22,100klの原油を節減することとなり、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出量を年間約61,500t(森林面積約94キロメートル2の二酸化炭素吸収量に相当)削減することができます。
夕張シューパロダムでは、川の水を利用して、二酸化炭素を排出しない、クリーンなエネルギーをつくります。新しい発電所では、旧二股発電所の最大出力14,700kWの約2倍の最大出力28,470kWとなりました。
夕張シューパロダムでは、川の水を利用して、二酸化炭素を排出しない、クリーンなエネルギーをつくります。新しい発電所では、旧二股発電所の最大出力14,700kWの約2倍の最大出力28,470kWとなりました。

一般的な水力発電のしくみ
- 水を高いところから連続して低い所に落として流します。
- 水車をまわし、水車につながっている発電機を回転させています。
旧二股発電所

大夕張ダムと並行してダム直下に建設され、昭和35年12月に完成しました。二股発電所で使用した水は、下流の清水沢発電所、滝の上発電所・滝下発電所・川端発電所での発電とかんがい用水に利用されました。夕張シューパロダムの完成によって水没するため、平成25年8月30日をもって廃止。旧施設撤去工により撤去。