ダム事業の経緯
夕張川流域では稲作、牧畜などの農業の発展に伴って農業用水が不足するようになったため、農林水産省はこれのさらなる確保をめざし、昭和55年、大夕張ダムを13.3mかさ上げする再開発計画を立案しました。
ところが、翌昭和56年、台風12号が北海道を襲い、石狩川流域は観測史上未曾有の大水害に見舞われてしまいました。
これを受け、北海道開発局は「石狩川水系工事実施基本計画」を改定して、夕張川に治水ダムを建設する計画を立てました。また、札幌市等の人口増加による水需要の増大などに応えるため、多目的ダム建設事業として事業計画を拡大。この結果、大夕張ダムの下流に夕張シューパロダム建設を行うことになりました。
ところが、翌昭和56年、台風12号が北海道を襲い、石狩川流域は観測史上未曾有の大水害に見舞われてしまいました。
これを受け、北海道開発局は「石狩川水系工事実施基本計画」を改定して、夕張川に治水ダムを建設する計画を立てました。また、札幌市等の人口増加による水需要の増大などに応えるため、多目的ダム建設事業として事業計画を拡大。この結果、大夕張ダムの下流に夕張シューパロダム建設を行うことになりました。
ダムができるまで~ダム建設の流れ・年度別航空写真
事業の経緯
昭和55年度 国営かんがい排水事業「道央用水地区」着工
平成3年度 夕張シューパロダム実施計画調査着手
平成7年度 建設事業着工
平成8年度 補償基準妥結
平成12年度 付替道路着手
平成7年度 建設事業着工
平成8年度 補償基準妥結
平成12年度 付替道路着手
平成17年度 夕張川河川整備計画策定
仮排水路工事完了、一次転流開始、本体工事着手
平成18年度 基礎掘削
平成20年度 堤内仮排水路工事完了、二次転流開始
平成24年度 堤体コンクリート打設完了
平成24年度 堤体コンクリート打設完了
平成26年度 堤内仮排水路1条閉塞工事完了、試験湛水終了(平成27年1月)
夕張シューパロダム完成
平成27年度 運用開始