第5回水循環小委員会 開催概要
第5回(平成17年11月2日)
第5回水循環小委員会 開催概要
「第5回水循環小委員会」が平成17年11月2日(水曜日)に釧路地方合同庁舎にて開催され、構成員47名のうち、21名(個人9名、団体4団体、関係行政機関8機関)が出席しました。
今回の小委員会では、現地見学及び会議が行われました。現地見学では、流域の水理地質や水文に関する現地調査状況および湿原の現状を確認しました。会議では、現地状況ならびに今後の調査・検討の方向性等について意見交換、湿原周辺の地質と地下水に関する勉強会を実施しました。
今回の小委員会では、現地見学及び会議が行われました。現地見学では、流域の水理地質や水文に関する現地調査状況および湿原の現状を確認しました。会議では、現地状況ならびに今後の調査・検討の方向性等について意見交換、湿原周辺の地質と地下水に関する勉強会を実施しました。
現地見学
周辺丘陵地から湿原への帯水層分布、水理地質構造と湧水・湿原地下水位の関係などについての知見を深めるため、
•湿原周辺の露頭や湧水の状況
•湿原内の地質分布(湿原横断道路脇でのボーリングコアの確認)
•湿原の地下水位の現状
などを見学しました。
•湿原周辺の露頭や湧水の状況
•湿原内の地質分布(湿原横断道路脇でのボーリングコアの確認)
•湿原の地下水位の現状
などを見学しました。
会議
(意見交換)
今後は委員より出された下記のような意見を踏まえて、湿原地下水位の保全および流域の水・物質循環系の把握に向けた調査・検討を進めていくことが確認されました。
•湿原内の河川水と地下水の関係が重要なので、湿原内の河川水位観測地点を増やすべき
•湿原内の構造物が湿原の水循環に及ぼす影響を検討すべき
•被圧地下水は湿原の冬期間の熱量に寄与していると考えられるので、被圧地下水の水温を測定すべき
(勉強会)
許 成基 博士(株式会社レアックス)から「釧路湿原周辺の地質と地下水」と題した話題提供を頂き、湿原の水理地質構造や水文環境に関する意見交換が行われました。
今後は委員より出された下記のような意見を踏まえて、湿原地下水位の保全および流域の水・物質循環系の把握に向けた調査・検討を進めていくことが確認されました。
•湿原内の河川水と地下水の関係が重要なので、湿原内の河川水位観測地点を増やすべき
•湿原内の構造物が湿原の水循環に及ぼす影響を検討すべき
•被圧地下水は湿原の冬期間の熱量に寄与していると考えられるので、被圧地下水の水温を測定すべき
(勉強会)
許 成基 博士(株式会社レアックス)から「釧路湿原周辺の地質と地下水」と題した話題提供を頂き、湿原の水理地質構造や水文環境に関する意見交換が行われました。