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第2部:川の構造

ページ内目次

川の構造

  • 川のQ&A
  • 川の構造
  • 区切り
Q・5
 川の水の流れはどこが速い?
答え
 水が流れる速さは、ふつう上流がいちばん速く、中流、下流になるにつれて遅くなります。
 また、図のように、川の浅くて流れの速い部分を「瀬(せ)」、深くて流れのゆるやかな部分を「淵(ふち)」と呼びます。また、瀬には流れの速い「早瀬(はやせ)」と、流れのゆるやかな「平瀬(ひらせ)」があります。
  • 川の流れ
  • 区切り
Q・6
 川の石はどうして丸いの?
答え
 川の上流には、近くの山やガケからくずれ落ちてきた大きくてゴツゴツした石があります。この石は、長い間に少しずつ上流から下流へ流され、川岸や川底にぶつかったり、石どうしがぶつかりあったりして、だんだん小さくなっていきます。そして、角がとれて丸くなっていきます。そのため上流よりも中流、下流の石のほうが丸いのです。
  • 区切り
Q・7
 大雨や洪水のとき、川の魚はどうしているの?
答え
 大雨などで水かさが増し、川の流れが激しくなると、川底の石やその下にかくれていた虫や、倒れた木、草の根などが押し流されていきます。魚も激しい流れの中にいると、どんどん下流に流されてしまいます。
 そのため、魚は中州(なかす)や川原にある倒れた木や草のかげ、草の間など、流れがゆるやかな場所に集まり、流れと逆方向に頭を向けて泳いでいます。流れと逆の方向に、流れと同じ速さで泳いでいると、流されずに同じ所にとどまっていることができるのです。
 また、大きな岩や突き出た岸の近くは流れがぶつかって川底がえぐられ、深い淵(ふち)ができています。淵の底は流れがゆるやかなので、底の方に逃げ込んだ魚や、底の泥の中にすむ虫は、大雨でも生き残ることができます。
  • 区切り
Q・8
 川のどちらが右岸で、どちらが左岸なの?
答え
 川に上下があるのはすぐにわかると思いますが、 川には左右も決まっています。川の流れの方向(下流)に向かって右側を「右岸」、左側を「左岸」とよんでいるのです。このよび方は、日本も外国も同じです。
  • 区切り
Q・9
1級河川、2級河川ってなんですか?
答え
 私たちが川に行くと、川岸に川の名前を書いた板があるのに気づきます。板には川の名前のほかに、「1級河川」とか「2級河川」と書いてあります。実は、この1級、2級というのは、だれがこの川を管理しているかを表しているのです。
 川の管理は、「河川法」という法律で定められています。石狩川や十勝川のような大きな川は1級河川として国土交通大臣が管理し、次に重要な川は2級河川として都道府県知事が管理します。そのほかの小さな川や、1級・2級河川の支流や上流区間は市町村長が管理しています。ちなみに、全国には1級河川が109、2級河川が約700あります。

お問合せ先

建設部 河川計画課 企画係

  • 電話番号:011-709-2311(内線5327)
  • ファクシミリ:011-709-2144

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