十勝を知る TOKACHI RIVER 十勝川 十勝川の概要
十勝川水系の概要
一級水系十勝川は、河川延長156km、支川204河川、水系全延長2,380km、全流域面積9,010km2を有する我が国屈指の大河で、その源を北海道の屋根、大雪山連峰十勝岳に発し、サホロ川、芽室川、美生川、然別川等を合わせて十勝地方の中心都市に達する。このあたりより水量も増大し音更川、札内川、士幌川、途別川、猿別川さらに利別川等と合流しながら統内原野を悠々と直進して中川郡豊頃町大津において太平洋に注ぎます。
- 河口
十勝川水系主な河川
河川名 | 流路延長(km) | 流域面積(km2) |
十勝川 | 156.0 | 9,010 |
札内川 | 82.0 | 725 |
利別川 | 150.0 | 2,860 |
音更川 | 94.0 | 740 |
浦幌川 | 90.2 | 483 |
然別川 | 66.7 | 648 |
猿別川 | 60.7 | 449 |
戸蔦別川 | 43.6 | 304 |
帯広川 | 43.5 | 186 |
途別川 | 39.4 | 122 |
士幌川 | 39.6 | 298 |
*河川名をクリックしするとそれぞれの河川の概要を表示します。
母なる川のプロフィール
豊かな水量
流域面積は全国第6位、河口における年間流水量は70億t。流域の人口は約34万人ですから、一人当たりの水量は20,600tにもなります。
(利用)流域の各地で農耕地のかんがいやサケのふ化・蓄養、製糖や澱粉の製造などに使われています。
(利用)流域の各地で農耕地のかんがいやサケのふ化・蓄養、製糖や澱粉の製造などに使われています。
清らかな水
帯広市を流れる札内川の水は平成になってから7回、清流日本一になっており、全国でも指折りの「おいしい水」として定評があります。
北海道のエネルギー基地
十勝川の水力発電は、なんと32万Kw(最大出力)にも及びます。これは北海道における水力発電の25%を占めるもので、道東はもちろん、札幌方面へも送電されています。