開拓初期-産業5【札幌開発建設部】治水100年
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石狩川流域誌
開拓初期(明治初期~明治42年頃) 5産業
日本を代表する生産地の誕生
江別れんがのはじまり
開拓使は、当時の建築資材の主流だったレンガを奨励した。年とともに趣を増す『北海道庁赤れんが庁舎』は、道内8地区17の工場でつくられたレンガが使われた。
江別市は、石狩川舟運の重要な中継地で資材の輸送に便利なうえ、本府・札幌からも近いということから、レンガ製造の適地に選ばれた。明治24年、現在の江別市東光町に『江別太煉瓦石工場』が開窯し、110年以上におよぶレンガの歴史の幕が明けた。
明治31年には、「北海道炭礦鉄道(通称・北炭)」が『野幌煉瓦工場』を開窯したことで、一大生産地への一歩を踏み出す。
*参考資料/江別市経済部「北海道遺産・江別のれんが」、北海道遺産「江別のれんが」などより
江別市は、石狩川舟運の重要な中継地で資材の輸送に便利なうえ、本府・札幌からも近いということから、レンガ製造の適地に選ばれた。明治24年、現在の江別市東光町に『江別太煉瓦石工場』が開窯し、110年以上におよぶレンガの歴史の幕が明けた。
明治31年には、「北海道炭礦鉄道(通称・北炭)」が『野幌煉瓦工場』を開窯したことで、一大生産地への一歩を踏み出す。
*参考資料/江別市経済部「北海道遺産・江別のれんが」、北海道遺産「江別のれんが」などより
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明治22年頃の北海道庁庁舎
(北海道大学附属図書館蔵)
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野幌煉瓦場(明治43年頃)
(北海道大学附属図書館蔵)