明治43年頃-洪水実績1【札幌開発建設部】治水100年
石狩川流域誌
明治43年頃(明治43年~昭和34年頃) 1洪水実績
開拓の歴史は洪水との闘いの歴史だった
石狩川のおもな洪水年表

*「捷水路」より
8月27~28日にかけて、暴風雨で札幌市街地の中心部が浸水。豊平川堤防が決壊し、豊平橋が流出
大正4年
7月21~26日にかけて大雨が降り、旭川を中心に上川・空知地方で大きな被害
大正11年
8月20~25日にかけて、低気圧と台風により石狩川上流域で大きな被害
明治31年洪水に匹敵するほどの被害で、9月21日に札幌で「石狩川水害救済道民大会」が開かれた
昭和7年
8月から9月にわたり8回も豪雨に見舞われ、石狩川流域では8月の雨量が平年の3倍以上に達し、湛水は9月中旬までつづく大洪水となった
昭和22年
8月15~16日に、低気圧の影響で上川・空知地方で浸水被害
昭和30年
7月3~5日に、梅雨前線の北上で大雨が降り、雨竜川上流域で大きな被害
*「石狩川流域発展の礎・治水」から作成