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明治43年頃-産業4【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌

明治43年頃(明治43年~昭和34年頃) 5産業

  • タイトル

川を活かした大規模な電力開発

水系につくられた水力発電所
北海道の電気の歴史は、明治24年の札幌市からはじまる。明治40年には、豊平川上流・白糸の滝に『定山渓発電所』が竣功し、最古の水力発電所として現在も稼働している。
北海道に、大規模な製紙工場が建設されると、豊富な電力が必要とされ、王子製紙は明治43年、石狩川水系千歳川に発電所を完成させた(大正7年までに4つの発電所を竣功)。また、王子製紙から電力の供給を受けていた富士製紙江別工場は、大正8年に空知川上流に日本初のダム式発電所『野花南発電所』を完成させた。こうして工業に必要なエネルギーが確保された。
電気事業は第一次世界大戦後に本格的に発達し、昭和13年には国家統制され、民営の発電と送電事業も統合され、後に『北海道電力』が創立されることになる(昭和26年)。
昭和18年には、わが国最大の貯水池を持つ『雨竜ダム(石狩川水系雨竜川)』が竣功し、昭和16年に使用を開始した送電線「石狩幹線」とともに、北海道の大動脈になった。
*参考資料/新北海道史第一巻概説、第四巻通説三、王子製紙株式会社「地球温暖化への対応」、北海道土木局河川課「ダムの歴史」より
  • 王子製紙株式会社苫小牧第一発電所外景(明治末?)
水力発電
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