昭和35年頃-洪水実績1【札幌開発建設部】治水100年
石狩川流域誌
昭和35年頃(昭和35年~昭和54年頃) 1洪水実績
2年連続の洪水は支川の被害が大きかった
昭和36年(1961年)7月24日から26日洪水
■降 雨 量 札幌140立方ミリメートル日 | ■死 者 11人 |
氾濫面積 523キロメートル2 | ■被害家屋 23,300戸 |
昭和36年洪水
石狩川全流域で40時間も豪雨が降りつづき、石狩川と空知川との合流点から下流域が氾濫、昭和7年洪水以来の大水害になった。各支川の出水が大きく、北村では旧美唄川が堤防未整備箇所から流れ出てきて、全村が浸水し孤立状態になった。
昭和37年(1962年)8月2日から4日洪水
■降 雨 量 札幌203立方ミリメートル日 | ■死 者 7人 |
■氾濫面積 661平方キロメートル | ■被害家屋 41,200戸 |
昭和37年洪水
全道で100億トンの雨が降る開道以来の大水害になった。空知川の未曾有の出水で石狩川の水位が上昇した。石狩川中下流の被害が多く、流域各地では水が小堤防を越えて流れてきて、農地と家屋のほか、道路・橋梁・鉄道も被災した。
昭和37年8月洪水氾濫実績図

*「捷水路」より