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現在-治水事業2【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌

現在(平成9年~現在まで) 2治水事業

  • タイトル

北海道開拓の歴史が刻まれた川

河川法の改正と環境
平成9年に河川法が改正され、「治水」と「利水」に加え、新たに「河川環境の整備と保全」が位置づけられ、地域の意見を反映した河川整備の計画制度が導入されることになった。
河川整備では、環境に配慮した技術の開発と普及が進むとともに、石狩川水系では川に親しむ多彩な活動が住民参加のもと、活発に行われている。
かつてのサケが帰る石狩川へ
石狩川は、明治以前からサケの漁場として知られ、上流の旭川市まで遡上していた。しかし、石狩川沿いに水田地帯が形成され、かんがい用水を取水するため水をせき止める『花園頭首工(深川市)』が、石狩川に設置されて以来、サケの遡上は途絶えた。
平成11年、石狩川は『魚がのぼりやすい川づくり推進モデル事業』のモデル河川に認定され、花園頭首工はじめ下流から上流まで、サケの遡上を阻害する構造物に魚道が整備された。そして平成15年、旭川市内で約40年ぶりにサケが確認された。現在は、『石狩川愛別頭首工』まで魚道が整備され愛別町まで遡上が可能、将来は源流を目指す。
石狩川流域では、豊平川・漁川・幾春別川、そして石狩川上流などでカムバックサーモン運動が行われ、サケを通じた環境教育にまで発展している。
石狩川が北海道遺産に
石狩川は平成13年、次代に引き継ぎたい有形・無形の財産『北海道遺産』に選ばれた。北海道開拓に多大な役割を果たし、北海道発展の歴史や文化が刻み込まれた母なる川という点が高く評価された。また、官民連携で先進的に行われている河川愛護や植樹、親水体験などの多彩な活動も評価の一因になった。
また、石狩川で最初に工事が行われた「生振捷水路」は、"北海道初の大規模な治水事業として、広大な石狩低地帯の氾濫を防ぎ、また湿地を耕作地と成しえた"として、平成14年、土木遺産に認定された。
  • 大雪頭首工の魚道・石狩川中流の田畑と旧川群

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