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現在-土地利用(農業・市街地)2【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌

現在(平成9年~現在まで) 3土地利用(農業・市街地)

  • タイトル

流域の発展とともに治水が進められた

短期間で農業王国を形成
国家事業として進められた農地開発は、短期間で農業王国を築き上げた世界でもまれな例になった。
明治初期は政府主導で開拓が進められ、明治34年からの『北海道10年計画』で、開拓のための基盤整備が行われた。大正から昭和にかけて開拓はめざましく進展し、丘陵地や山のすそ野、泥炭地までも開発され、畑の面積はピークをむかえた。水田は、排水やかんがいの技術が向上して開発が進んだ。その後、戦争による農耕地の荒廃を経て、終戦後は農地解放政策で農村の再建がはじまり、食糧増産のために各地で水田が開かれた。
昭和40年頃には、石狩川の捷水路はほぼ完成し、水の流れがスムーズになり、泥炭湿地帯の水はけが良くなり、土地利用も可能になった。しかし、昭和45年からはじまった「米の生産調整」で水田は減少していった。なお、日本一長い『北海幹線用水路』は、平成16年に『北海道遺産』に選定された。
石狩川流域は、道都と穀倉地帯が同居する北海道の中心に発展を遂げた。
*北海道開発局農業水産部農業設計課「現在の石狩川」
食料自給率の向上に向けて
わが国は、平成27年度の食料自給率の目標を45%に設定し、向上に取り組んでいる。北海道は、平成19年の食料自給率が198%(概算値)と高いが、将来的にも日本の食料供給基地として安全な安定供給が求められている。
輸入小麦から道産小麦への「麦チェン」や、北海道米の道内食率80%の達成、道産農産物の海外への輸出も目指す。また、干ばつの影響で輸入小麦が不足したことから、代用に今まで和菓子等に利用されてきた「米粉」が注目されている。北海道では、いち早く「米粉」の勉強会やフェアを開催。北海道米を使った米粉のパンやシフォンケーキなどが商品化され、道の駅などで販売されている。
*参考資料/北海道農政部「農業をめぐる情勢」などより
北海道農業の全国シェアと経営比較
北海道農業の全国シェアと経営比較
*平成21年7月北海道農政部調べ(農林水産省「耕地面積調査」「農業センサス」「畜産基本調査」ほか)

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