明治43年頃:夕張川流域-産業【札幌開発建設部】治水100年
石狩川流域誌 支川編
明治43年頃(明治43年~昭和34年頃) 夕張川流域 産業
<この時代の産業の状況>

由仁では、昭和7年、夕張山地の原木を使ったベニヤ(合板)工場が川端地区に開設された。由仁で一番大きな工場 で、従業員戸数は130戸に 上り、川端市街は活気にあふれた。また由仁は、長沼や栗山の農産物が由仁駅と三川駅に集まり、木材は川端駅に集まる、夕張川流域の集散 地として役割を果たした。
*参考資料/由仁町史など
日本軍御用達・日本一のきびだんご

さて、「桃太郎」の発祥地とされる岡山にもきびだんご菓子はあるが、それはお話同様に丸い形だ。一方、「日本一きびだんご」は長方形で、本州の人からみるとめずらしく、テレビ番組で取り上げられて以来、ふたたび注目を集めている。型に流し込むだけの作業で済むことから長方形になったといわれ、むかしながらの味と形は今も変わらない。
*参考資料/栗山町史