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昭和35年頃:空知川流域-暮らし・社会【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌 支川編

昭和35年頃(昭和35年~昭和54年頃) 空知川流域 暮らし・社会

  • タイトル

〈この時代のおもな出来事など〉

昭和41年、富良野が市制を施行して富良野市が誕生した。上富良野はラベンダーで有名な「日の出公園」が造成され、砂川は石狩川の河跡湖・ラウネ川に海洋センターがオープンした。良質な雪質を誇る富良野では、昭和52年から「FISワールドカップ富良野大会」が開かれるようになり、空知川流域はスポーツ・レジャーの発信基地として知られていく。赤平では、「炭都の火を消してはならない」という若者達の想いが、「あかびら火まつり」という夏の一大イベントを生んだ。
十勝岳は33年余りの休止を経て、昭和37年6月末から噴火し、62火口ができた(死者4人、行方不明者1人、負傷者12人/上富良野)。この噴火を機に、十勝岳の本格的な観測体制が築かれた。

高速道路に結合する子どもの国

昭和45年からの「北海道第3期総合開発計画」のなかで、自然を子どもの情操教育などに活かすことを目的に、「子どもの国」の建設がとり入れられた。砂川は石山地区を候補地に名乗りを上げ、「中空知広域市町村圏組合」の各まちと連携して誘致を進めた。その熱意が実り、「子どもの国」第一号が砂川に決まり、49年から北海道立公園「北海道子どもの国」の整備がはじまった。園内には「ピラミッド」や「万里の長城」など世界の七不思議がテーマの「ふしぎの森」、宿泊研修ができる「北海道立砂川少年自然の家」がつくられた。
平成3年には「子どもの国」に隣接し、道央自動車道砂川サービスエリアと直結した「砂川ハイウェイオアシス」が、全国で初めてUターン可能な施設としてオープン。高速道路からも遊びに行ける、めずらしい公園になった。
*参考資料/私たちの砂川市史

夢と希望の健康の郷・丸加高原

丸加山に放牧地が完成 、昭和59年撮影
丸加山に放牧地が完成 、昭和59年撮影

(滝川市蔵。たきかわ・歴史写真館)

昭和50年、滝川の江部乙地区にある丸加山に展望台が完成した。丸加山は、牛肉生産基地として開発されたが、頂上付近からの眺めが素晴らしいことから、展望台とともに休憩所や駐車場が整備された。展望台からは滝川から深川の市街や、遠く石狩川の流れを望むことができ、キャンプ場や温泉なども整備された。また春には菜の花、秋にはコスモスが周辺一帯に咲き誇り、花の名所としても人気を集めている。
そして今、丸加高原は病気と闘う子ども達が自然体験する「そらぷちキッズキャンプ」の場として、全国から注目と共感を集めている。日本初の医療施設が整ったキャンプ場の建設に、滝川市は無償で土地を提供し、開園を目指して整備が進められている。
*参考資料/滝川市史、そらぷちキッズキャンプ
  • コスモス畑と現在の丸加高原 コスモス畑と現在の丸加高原

    (滝川市蔵・滝川市フォトギャラリー)

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