昭和35年頃:石狩川右岸流域-土地利用2【札幌開発建設部】治水100年
石狩川流域誌 支川編
昭和35年頃(昭和35年~昭和54年頃) 石狩川右岸流域 土地利用
監獄のまちから花のまちへ

現在ではカーネーション、ナデシコなど100品目500余りの品種を栽培し、北海道、東北、関東、名古屋、関西、中国、北陸、九州の19市場に出荷している。月形温泉と直結した「はな工房」は、気軽にフラワーアレンジや押し花、ドライフラワーが体験できる研修施設だ。月形が挑戦した切り花の栽培は、花のまちづくりへと発展していった。
*参考資料/月形町・月形の花の歴史
東洋一のワイナリー

(空知総合振興局蔵・そらち道草写真館)
浦臼の於札内(おさつない)地区の丘陵地斜面に、447haという日本一の広さを誇る「鶴沼ワイナリー」がある。ワイン用ブドウは昭和47年から栽培され、昭和49年、「北海道ワイン」の直営農場として本場ドイツ人技師の指導のもと造成された。収穫を終えたブドウは、敷地内にある「ぶどうの丘恵彩館」で搾汁され、小樽の醸造所に運ばれて熟成される。
垣根式のブドウ畑は、まるで海外のワイン産地を思わせ、石造り倉庫“蔵”は「恋人の聖地(NPO地域活性化支援センター)」に認定されている。“蔵”は、昭和31年に建設された米蔵を移設したものだ。この豊かな丘に札幌などからたくさんの人が訪れ、収穫の秋にはブドウ狩りのために開放される。初秋には「ワインの里フェスティバル in 浦臼」が開催され、浦臼は収穫のよろこびとともにワインカラーに染まる。
参考資料/石狩総合振興局・そらちワイン紀行、恋人の聖地プロジェクト
垣根式のブドウ畑は、まるで海外のワイン産地を思わせ、石造り倉庫“蔵”は「恋人の聖地(NPO地域活性化支援センター)」に認定されている。“蔵”は、昭和31年に建設された米蔵を移設したものだ。この豊かな丘に札幌などからたくさんの人が訪れ、収穫の秋にはブドウ狩りのために開放される。初秋には「ワインの里フェスティバル in 浦臼」が開催され、浦臼は収穫のよろこびとともにワインカラーに染まる。
参考資料/石狩総合振興局・そらちワイン紀行、恋人の聖地プロジェクト
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広大なブドウ畑
(空知総合振興局蔵・そらち道草写真館)