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昭和55年頃:幾春別川流域-土地利用2【札幌開発建設部】治水100年

石狩川流域誌 支川編

昭和55年頃(昭和55年~平成8年頃) 幾春別川流域 土地利用

  • タイトル

〈この時代の農業の状況〉

泥炭地の土地改良で米の大産地となった幾春別川流域だが、近年は転作が進み、タマネギやメロン、キュウリ、カボチャ、ニンジンなどの野菜、花き、果樹など多種にわたって生産され、食糧基地としての地位をゆるぎないものにしている。花きは、切り花を中心に100品種が栽培され、高品質で長持ちする栽培技術の研究も積極的に進められている。花きは収益性が高いことから転作作物として取り入れられ、昭和50年以降、全道で急速に生産が拡大している。
*参考資料/JAいわみざわ
  • 三笠の田んぼの代かき風景

    三笠の田んぼの代かき風景(空知総合振興局蔵・そらち道草写真館)

  • 早朝の美唄の農作業

    早朝の美唄の農作業(空知総合振興局蔵・そらち道草写真館)

小さな特許ヒマワリが咲く

茎がタバコの太さ程度で、種の部分は500円硬貨大、花びらが開いたときに12㎝程になるのがベストという、小さなヒマワリが注目を集めている。花束などのアレンジメントに使えることから、需要が高まっている品種で、幾春別川流域でつくられている。
そもそも太陽にたとえられる大輪ヒマワリを、小さく育てるのはとてもむずかしい。平成8年、砂川の生産者が小さなヒマワリの栽培で特許を取得し、全国でもニセコと砂川、そして岩見沢の産地だけがパテント栽培をすることになった。栄養を与えすぎると大きくなるので、その加減に苦労したが、商品として出荷できるようになると、たちまち話題に。今ではサンリッチオレンジ、レモン、パイン、マンゴー、フレッシュなど10品種が開発され、岩見沢の花き栽培の技術をアピールできる花でもある。
6月の「父の日」に合わせて表彰される、「ベストファーザー賞」の表彰式の時の花束として使われている。「母の日」のカーネーションのように、父の日のプレゼントとして、じわじわと定着しつつある。小さくとも、太陽の花の明るさは変わらない。
*参考資料/JAいわみざわ、太田花き
  • めずらしい特許ひまわり

    めずらしい特許ひまわり(情熱フラワー生産組合蔵)

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