シューパロ湖と三弦橋(夕張市指定文化財)
シューパロ湖と三弦橋(夕張市指定文化財)
シューパロ湖には「三弦橋(さんげんきょう:正式名称は第一号橋梁)」と呼ばれる鉄道橋が沈んでいます。大夕張ダム建設の際に、下夕張森林鉄道・夕張岳線がダム湖を渡るための6つの橋梁のひとつとして1958年(昭和33年)に架橋。全長381.8m(最大支間 77m、7連)、三弦トラス(Triangular truss)と呼ばれる上弦材1本、下弦材2本で断面が四角錘を重ねた特異な形状は鉄道橋として世界的にも珍しく、建設費用を低減し、夕張岳を背景とした自然景観と調和するようこの形状が採用されたといわれています。 美しいスタイルのトラス橋は、この地区にあった郵便局の消印に配されるなど、シューパロ湖のシンボルとして親しまれました。
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