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砂防事業 地形・地質、崩壊地・不安定土砂

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地質・地形

 札内川は日高山脈の東斜面を流下する急流河川で、アイヌ語(サッナイ)で「乾く・川」という
意昧があります。その源を日高山脈の札内岳(標高1,896m)に発し、中流部において戸蔦別川
と合流して帯広市街部で十勝川に合流します。 
 周辺のほとんどが、険しい山々で占められ勾配がきつく、大雨が降ると山が崩れ、土砂が
流出し、その結果、川が荒れて人家や耕地に多大な被害をもたらしてきました。
  • 画像1
  • 画像2
 流域の地質は、はんれい岩及び花こう岩に代表される深成岩類とホルンフェルス等
の変成岩類が分布し、日高造山運動の影響を受け脆弱で土砂が生産されやすい地質です。
また、地形形的にも2,000m前後の山脈頂部から平野に至るまで急峻であることに加え、氷河
地形や凍結融解作用など、土砂が生産・流出しやすい要因を備えています。
  • 岩石
  • 流域地質図
 氷期とは地球の気候が数万年以上の間寒くなる期間のことで、最後の氷期は約1万年前ま
で続きました。この時期には、大陸の氷床や山地の氷河が大きく広がります。今の日高山脈
には、氷河があったときにできた、スプーンでえぐられたようなカール地形が見られます。
  • カール
札内川の河床勾配は約1/100~1/250と急勾配で全国有数の急流河川です。
  • 急流河川

崩壊地、不安定土砂

 札内川流域には崩壊地が多く、洪水時に岩くずや岩片が札内川へ大量に流出すること
で、河床部には膨大な不安定土砂が堆積しています。
  • 崩壊地
<十勝川直轄砂防>

お問合せ先

治水課

  • 住所:北海道帯広市西5条南8丁目
  • 電話番号:0155-24-4105

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