昭和35年頃:空知川流域-洪水実績【札幌開発建設部】治水100年
石狩川流域誌 支川編
昭和35年頃(昭和35年~昭和54年頃) 空知川流域 洪水実績
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昭和37年 空知川洪水氾濫実績図
(捷水路より)
すべてを奪う水害の脅威 昭和36.37年の洪水
空知川が増水して氾濫し、滝川、赤平、富良野などで家や橋が流され、田畑は水浸しになるなど、大きな被害を受けた。
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空知川下流の滝川と砂川間の氾濫状況
(昭和37年8月洪水石狩川水害状況写真集より)

(昭和37年8月洪水石狩川水害状況写真集より)
(そらち産業遺産と観光から一部抜粋して要約)
芦別鉄道は「頼城~芦別駅間」を運行していたが、「頼城(らいじょう)駅」から700mほど行ったところに玉川町停留所があり、それから約200mのところで森林鉄道につながっていたので、そこまで岐線が延びていた。そこには大きな貯木場があり、昭和37年の台風9号の後は、風倒木がうず高く積み上げられていた。鉄道事故そのものは少なかったと思うが、雪害・水害には悩まされた。台風の後、3日ほど輸送が全然ダメになったこともあった。大きいのはこの1回で、あとは列車をどうにか止めないで運転した。