現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 河川計画課
  3. 札幌開発建設部 治水事業
  4. 【札幌開発建設部】石狩川治水100年
  5. 石狩川治水に係わる主な事業【札幌開発建設部】治水100年
  6. 4 志美運河(運河水門)【札幌開発建設部】治水100年

4 志美運河(運河水門)【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

4 志美運河(運河水門)

茨戸川流域を守る運河と水門

運河は、物流を目的に船の航路としてつくられるが、土壌の多くが湿地の北海道では、排水や治水を目的にする場合が多かった。茨戸川の水の出口である志美運河もまた、伏籠川・創成川・発寒川が合流する茨戸川の内水を排除するために、昭和9年に掘削され同年に完成した。
運河の長さは約1,500m、幅27m。石狩のシビシビ地区から矢臼場地区を新水路で連結させる。現在では志美運河のほかに、「茨戸川運河」「生振運河」とも呼ばれるが、正式名称は「石狩川旧川連絡新水路掘削工事」で、事業には運河を渡る運河橋も架けられた。今まで、茨戸川の「三線渡船場」に頼っていた地元にとって待望の鉄橋だった。
志美運河はその後、昭和51年からの石狩放水路事業として、石狩川合流点から約150mほど上流に運河水門が設置された。大雨や台風になると志美運河の水門は閉じられ、一方、ふだんは閉じている放水路の水門は開けられ、洪水を直接日本海に流す。2つの重要な水門が連結して、発展著しい札幌市北部の市街地を守っている。
  • 洪水時は水門が閉じられる 洪水時は水門が閉じられる

    (石狩川振興財団蔵)

昭和55年頃
  • 茨戸川の水の出口・志美運河 茨戸川の水の出口・志美運河

    (石狩川開発建設部蔵)

所在地
  • 石狩川河口橋から上流左岸から真勲別川 石狩川河口橋から上流左岸から真勲別川

現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 河川計画課
  3. 札幌開発建設部 治水事業
  4. 【札幌開発建設部】石狩川治水100年
  5. 石狩川治水に係わる主な事業【札幌開発建設部】治水100年
  6. 4 志美運河(運河水門)【札幌開発建設部】治水100年