27 豊平川環境整備事業【札幌開発建設部】治水100年
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石狩川治水に係わる主な事業
27 豊平川環境整備事業
今や札幌市民の心のふるさと豊平川
札幌市は、急激な都市化で都市部を中心に緑の空間がどんどん減少していた。このため、昭和42年に豊平川の藻岩橋から雁来大橋までの約330ha(水面含む)を、「豊平川緑地」とする都市計画がまとめられた。昭和46年から、水辺に近づけるような護岸が整備され、水際には河畔林や水生植物も植栽された。札幌市は、野球場、サッカー、テニスコート、ゴルフ練習場、パークゴルフ場、ウォーターガーデンという、市民が気軽に利用できるレジャー施設を整備した。
こうして現在、豊平川の河川緑地はさまざまに利用され、花火大会やイカダ下りなども開催され、年間約105万人に利用されている。市民団体や自衛隊等が連携して行う「豊平川リバーフェスティバル」も定着し、取付道路の整備ではユニバーサルデザインをとり入れるため、車椅子等による体験会を行って意見を交換している。そして秋にはサケが帰る。昭和54年からサケの稚魚放流が市民を中心につづけられ、自然と都市が共存する道都・札幌の象徴になっている。
こうして現在、豊平川の河川緑地はさまざまに利用され、花火大会やイカダ下りなども開催され、年間約105万人に利用されている。市民団体や自衛隊等が連携して行う「豊平川リバーフェスティバル」も定着し、取付道路の整備ではユニバーサルデザインをとり入れるため、車椅子等による体験会を行って意見を交換している。そして秋にはサケが帰る。昭和54年からサケの稚魚放流が市民を中心につづけられ、自然と都市が共存する道都・札幌の象徴になっている。
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大きなイベントにも活用されている
(札幌開発建設部蔵)
昭和35年頃
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ウォーターガーデン
(札幌開発建設部蔵)
所在地
- 札幌市南区~東区