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37 南9号排水機場【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

37 南9号排水機場

機械排水のはじまり

長沼町を流れる千歳川に、昭和40年のはじめ、内水対策の大規模な排水機場が建設された。馬追運河に「馬追運河排水機場」、南6号川には「南6号排水機場」、そして南9号川に「南9号排水機場」が建設された。建設場所は、これら二次支川と大小の幹線排水が流れ、千歳川特有の低地帯になっていた。排水路はこう配がとてもゆるやかで、少しの雨でも農地を湛水させることがある、内水対策が必要な地域だった。
長沼町では「南長沼土地改良区」などの意見を聞きながら、千歳川の内水氾濫に対処する工法の調査と検討を進め、機械排水の施設・排水機場の設置運動を展開した。ようやく国が理解を示した矢先、昭和36・37年洪水が発生し、大変な被害を受けた。この洪水で皮肉にも機械排水の緊急性が認められ、当時の建設省河川事業としてはじめての施設が整備された。南9号排水機場は、「馬追運河排水機場」「南6号排水機場」の後に整備され、機場と自然排水用の樋門が建設された。その後、南9号排水機場の補足として、「排水兼用舞鶴揚水機場」が建設されるなど、排水施設の設置が進んだ。
  • 千歳川の内水対策のために建設された南9号排水機場 千歳川の内水対策のために建設された南9号排水機場
昭和35年頃
  • 南9号川 南9号川
所在地
  • 長沼町西3線南 長沼町西3線南

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