97 忠別川取水堰【札幌開発建設部】治水100年
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石狩川治水に係わる主な事業
97 忠別川取水堰
発展する地域においしい水を送る
忠別川上流に平成19年、忠別ダムが竣功した。忠別ダムは、石狩川と忠別川の洪水調節のほか、道内有数の米どころで、全国からツアー客が訪れる観光地を有する地域の、発電と水道用水の供給などを目的にした多目的ダムだ。
発展著しい旭川市、東川町、東神楽町の重要な水道水の水源である、忠別川の水をせき止める「忠別川取水堰(しゅすいせき)」は、平成4年に完成した。取水堰から取水した河川水は「忠別川浄水場」で処理され、配水場を経て各地に送られている。旭川市は北海道のほぼ中央、上川盆地の中心部に位置している。このため、典型的な内陸型の気候で、夏には気温が30度を超える半面、冬は氷点下20度以下になる日もある。また、年間降雪量は5~8mにも達し、雪が降る期間も約5か月間にもおよぶ。冬はシャーベット状の氷塊(アイスジャム)が流れ込むこともあり、取水障害を未然に防ぐためカメラなどによる監視と、水中ポンプ等でアイスジャムの流入を防ぎ、入った場合は重機で取り除いている。施設の管理は北国ならではの苦労がともなう。
発展著しい旭川市、東川町、東神楽町の重要な水道水の水源である、忠別川の水をせき止める「忠別川取水堰(しゅすいせき)」は、平成4年に完成した。取水堰から取水した河川水は「忠別川浄水場」で処理され、配水場を経て各地に送られている。旭川市は北海道のほぼ中央、上川盆地の中心部に位置している。このため、典型的な内陸型の気候で、夏には気温が30度を超える半面、冬は氷点下20度以下になる日もある。また、年間降雪量は5~8mにも達し、雪が降る期間も約5か月間にもおよぶ。冬はシャーベット状の氷塊(アイスジャム)が流れ込むこともあり、取水障害を未然に防ぐためカメラなどによる監視と、水中ポンプ等でアイスジャムの流入を防ぎ、入った場合は重機で取り除いている。施設の管理は北国ならではの苦労がともなう。
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大切な水源の忠別川
昭和55年頃
所在地
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東神楽町ひじり野