現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 河川計画課
  3. 札幌開発建設部 治水事業
  4. 【札幌開発建設部】石狩川治水100年
  5. 石狩川治水に係わる主な事業【札幌開発建設部】治水100年
  6. 99 牛朱別川の切り替え【札幌開発建設部】治水100年

99 牛朱別川の切り替え【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

99 牛朱別川の切り替え

切り替えた川跡が中心街に発展

石狩川上流に位置する大都市・旭川の中心的施設である常盤ロータリー。この周辺はむかし、牛朱別川(うしゅべつがわ)が曲がりくねって流れていた場所だ。 旭川市街で石狩川に合流する牛朱別川は、流路が定まらず曲がりくねって流れ、氾濫を繰り返していた。さらに、石狩川が逆流する氾濫もたびたび発生していたため、現在のJR宗谷本線鉄道橋から旭橋上流付近へ、流路を上流に切り替える長さ1.7kmの新水路をつくることに。工事は昭和5年に着工され、昭和7年に通水した。
新水路の完成で切り離された旧牛朱別川は埋立てられ、跡地は商業用地や住宅用地に開発された。そのなかに、昭和11年に完成したロータリー交差点がある。ここから6つの市道や国道が分かれ、「旭橋」や「平和通買物公園」などに通じる。昭和60年には、氷柱や雪をデザインしたタワーが建設された旭川のシンボルに。また、明治43年に石狩川と牛朱別川の中島につくられた常盤公園は、切替工事にともなって改造計画が作成され、現在の姿になっていった。牛朱別川の治水対策が、その後の旭川発展の一大要因になったのだ。
  • 牛朱別川竣工後の石狩川合流点付近の状況 牛朱別川竣工後の石狩川合流点付近の状況

    (「牛朱別川切替工事概要」旭川市博物館蔵)

明治43年頃
  • 牛朱別川切替工事平面図 牛朱別川切替工事平面図

    (昭和4年・石狩川上流河川整備計画より)

所在地
  • 石狩川と牛朱別川合流点周辺 石狩川と牛朱別川合流点周辺

現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 河川計画課
  3. 札幌開発建設部 治水事業
  4. 【札幌開発建設部】石狩川治水100年
  5. 石狩川治水に係わる主な事業【札幌開発建設部】治水100年
  6. 99 牛朱別川の切り替え【札幌開発建設部】治水100年