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106 桂沢ダム【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

106 桂沢ダム

北海道初の多目的ダムのパイオニア

戦後からの総合開発の出発点になった、北海道初の本格的な多目的ダムである。
第二次世界大戦に敗れたわが国は、海外からの引揚者などが押し寄せ、深刻な食糧不足などに陥った。その対策と戦後復興の切り札に、治水とともに、川の水を産業や暮らしに生かす「利水」という、石狩川水系の総合開発が進められることになった。先陣をきって幾春別川総合開発事業の、桂沢ダムが昭和26年から幾春別川上流に建設された。幾春別川流域は三笠や美唄などの産炭地があり、戦後復興のエネルギー源として石炭は増産され、人口も増えて電力が不足していた。さらに食糧増産のために、水田開発もさかんに進められ、かんがい用水も不足していた。桂沢ダムは幾春別川の洪水を調節するとともに、標高の高い芦別川に芦別ダムを建設、桂沢ダムへ注水して発電し、かんがい用水・水道用水の供給も行う。
そして昭和32年、高さ63.6mの重力式コンクリートダムは待望の完成をみた。なおダム湖・桂沢湖は景勝地であり、アンモナイトの産地としても世界的に有名だ。
  • 桂沢湖周辺は化石の宝庫として世界的にも有名 桂沢湖周辺は化石の宝庫として世界的にも有名

    (桂沢ダム管理所蔵)

明治43年頃
  • 高さ63.6mの重力式コンクリートダム 高さ63.6mの重力式コンクリートダム

    (石狩川の礎より)

所在地
  • 三笠市桂沢 三笠市桂沢

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