現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 河川計画課
  3. 札幌開発建設部 治水事業
  4. 【札幌開発建設部】石狩川治水100年
  5. 石狩川治水に係わる主な事業【札幌開発建設部】治水100年
  6. 105 漁川ダム【札幌開発建設部】治水100年

105 漁川ダム【札幌開発建設部】治水100年

石狩川治水に係わる主な事業

105 漁川ダム

道央地区を洪水から守りうるおす大切な水源

上流に恵庭渓谷を控えた森を背景に、赤い取水塔が湖面にくっきりと映える—。漁川ダムのえにわ湖は、ダム湖とは思えないほど自然と調和した姿をみせる。堤体が緑で彩られた漁川ダム自体も、岩石など自然原料を積み上げた高さ45.5mのロックフィルダムだ。
千歳川流域は低平地帯が広がり、そのなかを千歳川はゆるやかに流れるため、一度洪水が起きると低平地一帯に氾濫し、石狩川も逆流して長時間の浸水状態がつづく。この対策に、支川の漁川が注目された。千歳川一帯は軟弱地盤で、堤防をかさ上げするのはむずかしく、ダムで洪水処理することが最適と判断されたのだ。さらに、千歳川流域は札幌の衛星都市として急激に発展を遂げていることから、水不足も予想された。この切り札に、昭和49年から漁川ダムが建設された。漁川と千歳川の洪水調節、かんがい用水の供給、恵庭・北広島・千歳・江別の水道用水の供給、そして発電を目的に昭和55年に完成した。
夏になるとえにわ湖畔をピンクに彩り、目を楽しませてくれるサリカ(エゾミソハギ)。湖岸緑化のため、恵庭市民が毎年植栽をつづけるなど、水環境の保全活動も活発に行われている。
  • 漁川流域と千歳川流域の水がめ 漁川流域と千歳川流域の水がめ

    (石狩川開発建設部蔵)

昭和35年頃
  • 緑のなかのロックフィルダム 緑のなかのロックフィルダム
所在地
  • 恵庭市字漁平 恵庭市字漁平

現在位置の階層

  1. トップページ
  2. 河川計画課
  3. 札幌開発建設部 治水事業
  4. 【札幌開発建設部】石狩川治水100年
  5. 石狩川治水に係わる主な事業【札幌開発建設部】治水100年
  6. 105 漁川ダム【札幌開発建設部】治水100年